トイレットペーパーの位置
2020年05月13日(水) 18:16
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, Småland, スウェーデン, ラトビア, 泊まるコトコロ- STANDING TOILET PAPER HOLDER
- Toilet paper holder doesn't need to be on the wall, I think. I sometimes find it so hard to reach the toilet paper. If the wall in front is far away, don't put it on that wall. If the available spot is on the side or back wall and it requires users to twist their waist, forget that spot, too. Placing a small stand and put a roll on it would be a better solution. The owner of the lovely house we stayed created a wooden standing holder which was standing beautifully in an ideal location. You can even adjust the location following your ideal.
突然ですが、トイレットペーパーホルダーの話。
欧米のバスルームはシャワーブース(またはバスタブ)と洗面台とトイレが一部屋にまとまっているのがスタンダードです。日本のユニットバスの原型みたいなものですが、広々としたスペースになっているのは大きなちがいです。
広々としているのは申し分ないのだけど、しかしそのおかげで、便座から精いっぱい手を伸ばしても届かない前方の壁とか、腰を無理げな感じにひねらないとならない側面や背面の壁とかにトイレットペーパーホルダーが設置されてしまっている残念なところがけっこうあります。
どこの壁に設置しても使いにくそうだな……と思ったら、「トイレットペーパは壁に設置するものだ」という固定観念を捨てるのが得策だと思う。たとえばラトビアで泊まった森に佇む一軒宿[1]やスウェーデンのモミの木農家が営む宿のように[2]、ちょっとした台を置いてそのうえにトイレットペーパーを乗せておくくらいのほうが絶対に気が利いてる。
そして、湖畔のウッドデッキまでステキに手づくりしてしまう宿のオーナーは、トイレットペーパーホルダーもサクッと作ってしまっていました[3]。トイレの床に無造作に立っていてくれるトイレットペーパーホルダーのなんと凛々しいことか笑。我が家にもほしいくらいだけど、日本に帰ったら使う機会がまったくなさそうなのが残念です。