大きいけど一番のビビリ

2020年05月14日(木) 18:19

ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン
BIGGEST, BUT SUPER COWARD
In addition to some blackbirds, great tits and sparrows, an Eurasian magpie sometimes come to our garden to be fed. He is the biggest of all, but such a coward! He never lands on the terrace directly, but lands on the lawn. Then, he climbs the steps one by one, and makes a quick check over the terrace to confirm there's no enemy. Once he is sure of the safety, he jumps up on the terrace and grab as much feed as possible to fly out soon. Compared to super courageous sparrows, the magpie is very cautious.

庭に鳥の餌を置くようにしてから、スウェーデンの国鳥Eurasian blackbird(ユーラシアン・クロウタドリ)や Great tit(シジュウカラ)、日本でもおなじみのスズメなどがやってくるようになりましたが、実はもう一種、かなり大柄なEurasian magpie(ユーラシアン・カササギ)という鳥も来ています。このサギヲ(と命名)、他の3種の鳥よりも圧倒的に大きいのですが、どう見ても一番のビビリです。

まず見通しの良い木の枝や、ときには隣家のさらに向こうにある電灯の上に止まって餌場の様子を確認した後、餌場からすこし距離のある芝生の上に着地。そこからテラスの階段を1段、2段とのぼり、ひょこっと顔をあげて餌場の最寄りに敵!がいないことを再確認します↓。もう毎回の儀式と言って良いくらい。

ひょっこり顔を出して敵の不在を確認するサギヲ(カササギ)

その後、素早くテラスにのぼり、散らかるのなんてお構いなしにガッツリ餌をついばみます↓。口に入るだけめいっぱい含む感じ。

めいっぱい口に餌を含んだサギヲ

それから飛び立つまでの早いこと早いこと。呑気にご飯を食べている間に襲われてはたまらん!と、警戒心を緩めることなく生きている様子がよくわかります。

餌を口に含んで勢いよく飛び立つサギヲ

サギヲのこのお茶目な様子を写真におさめるべく、実はレンズを新調しました。リビングの床に這いつくばってがんばりましたー。暇だね~しかし笑。