3年ばかし日本を留守にしている間に、お花のサブスクリプションサービスがずいぶんと増えていて、今お試し利用中ですが、本の選書サービスもかなり増えてますね。

「本を読むときのハンドクリーム」なる商品まで手掛ける砂川のいわた書店がはじめた「一万円選書」が先駆け（たぶん）。9冊を選書し、届けてもらったのは2016年暮れのことでした。

そのいわた書店の許可を受け、仕組みをほぼ完コピしてサービス展開しているブックカルテというのを発見したので、反射的に使ってみてしまいましたー笑。

本を選んでほしいと思う書店員さんを選ぶところからスタートします。登録している書店員さんたちは、自分の得意なジャンルや「読後感」を示してくれているので（上の写真がその一部）、わたしの場合はその中から「得意ジャンルの多い書店員さん」を選びました。書店員さんのプロフィールを見て、地元の人を選ぶとか、なるべく小さい本屋さんを選ぶとか、想いに合わせて選び方もさまざまかと。

そして、カルテへの記入です。以下10問。

1. これまでに読んだ本で印象に残っている本BEST10をお教えください。（それより多くても構いません）
2. 本を選ぶ時に、どのような基準で選んでいますか？（ジャンルや好み、目的、読みやすさなど）
3. 1ヶ月で読む冊数や、読むシチュエーションなど普段の読書習慣について教えてください。
4. 苦手な本のタイプはありますか？（ハードカバーは苦手、ホラーは避けたい…など）
5. あなた自身のことを、教えてください（家族構成、普段の生活、価値観、好きなこと、きらいなこと、大切にしていること、仕事の内容など）
6. これまでの人生でうれしかった事、苦しかった事はなんですか？
7. 時間とお金に余裕があるとして、はじめてみたいことはなんですか？
8. 今悩んでいること、解決したいことはありますか？
9. あなたにとって幸せとは何ですか？これだけはしないと心に決めていることはありますか？
10. 届く本に期待する読後感はどんなものですか？（読み応え、読んだ達成感、効率的に情報をキャッチできることなど）

Q1, Q5, Q6, Q9は、いわた書店のカルテとまんま同じでした。ただし、いわた書店のQ1はBEST20で、かつその20冊に対する感想が求められましたから、ブックカルテ版はすこし簡略化されています。

Q1には、いわた書店に提出したのとまったく同じ20冊を記入しました。他の質問も、コピペできるものは再利用。横着したというよりも、同じカルテで選書がどう違ってくるかを楽しみたいなーとか思っちゃった笑。

カルテを送信して、支払い（税金、送料、選書代金などを含めて12,500円）を済ませると「1週間ほどかけてじっくり選ぶから待っとけ！」というメッセージ画面が表示されて申し込み完了です。確認メールは送られてこないというあまりない展開でした……。それはまあまあドキドキするから確認メールは送るほうが良いのではなかろうか。

そして、1週間どころか3日と空けずに選書完了の連絡がメールで来ました。迷惑メールフォルダに入ってしまってましたが……。こういう行き違いを避けるためにも、確認メールは送ったほうが良いのではないかと思うなー。

そして選ばれて送られてきた本たちがこちらの7冊。いわた書店とのカブりはゼロ冊。小説が1冊もないのがちょっと残念……。

さぁ、どれから読もう？（積ん読がすでにヤバい状態になりつつある……）