ホテルのプラン設計にもの申す

2022年02月09日(水) 17:17

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 京都, 泊まるコトコロ, 食べるモノコト
WHAT HOTELS CAN DO
Many hotels and inns offer a long stay plan with a bit of discount, but they rarely allow guests to make a plan with more flexibility. For example, I wanted to stay at hotel MALDA for 2 nights, but didn't expect to have such an elegant breakfast twice. I had to select a long stay plan without breakfast, then have an email communication to book a breakfast on the final day. It could be solved just to offer an optional breakfast for guests to select when the long stay plan without breakfast was selected. The dinner, also, could be optional if hotels want to liven up the region. For us, those who want to run around or go climbing in the morning, the breakfast could be optional, too. What I want to say is there could be something more for the travel industry to do to meet with various needs of its guests'.

一昔前に比べると、宿泊施設が提供してくれるプランも多様になりました。おひとり様プランとか、素泊まりプランとか、連泊ですこしお得なプランとか。京都の定宿候補、Hotel MALDAには2泊の予定だったので、連泊でちょっとお得なプランに決定。あとは、ひとり3,000円の美しい朝食を付けるかどうか……でした。

予約システム上で選べるのは、朝食なしの連泊プランか、朝食付きの連泊プラン。朝食を一日だけ付けるっていうワガママには応えるようにはなっていなくて、結局、朝食なしの連泊プランで予約をして、メールで「朝ごはん一日だけ追加してください」みたいなやり取りをしました。なにげにかなりめんどくさい笑。素泊まりプランにオプションで朝食1回を追加みたいな予約ができるようにならないものですかねー?

松本十帖のように、地域を活性化することもホテルの存在意義に掲げているところならなおさら、朝夕2食付きのプランで2泊ではなく、1日はホテルで、もう1日は街のお店で夕食をとってもらうように促すプランの提供があっても良いのではないかと。

あと、朝食のみのプランはよく見かけますが、夕食のみプランというのが実はあまりない。たらふく夕飯を食べた翌日はどうせ出かけるし、朝ごはんを抜いて街でランチを食べたいとか、わたし達の場合は、早朝のうちに出かけて山でコンビニおにぎりを食べるから朝ごはんは要らないとか、旅先での過ごし方ってけっこうバラエティに富んでいると思うのです。特に連泊をする場合は、中日の過ごし方によって食事に対する希望ってかなり違うはず。2泊するならすこし安くしますよーっていうだけじゃなくて、もうすこし客のニーズに寄り添おうとするプラン設計が現れてくれないだろうか?と期待している旅マニアでした。