ホテルの余分なサービス3つ

2022年02月10日(木) 15:04

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 京都, 泊まるコトコロ
EXTRA SERVICE TO BE CUT AT A HOTEL
Hotel MALDA proposes to stop the following 3 services. Firstly, the room is not to be cleaned if you stay less than 4 nights. You don't need to worry about being awakened by the housekeeper, either. Secondly, they don't offer a set of disposable toothbrush and toothpaste, because it's not environmentally friendly. Guests are expected to bring one, and bring it back to keep using. Thirdly, you cannot expect to get a plastic bottle of water as many hotels in Japan do offer, because the tap water is safe and pure to drink. These will reduce the amount of water and electricity used for cleaning and plastics to be disposed, which could be a lot for the environment if all the hotels do the same.

しつこいようですが京都の定宿候補 Hotel MALDAは、環境にも従業員にもやさしい会社ヨーガンレールがプロデュースしています。次のような、環境への配慮を心がけた「サービスの省略」も特長のひとつです。

  1. 3連泊までは部屋の清掃を省略する
  2. 使い捨ての歯ブラシと歯磨き粉は提供しない
  3. 浄水処理した水が蛇口から出るのでペットボトルの水も提供しない

#1の「3連泊までは部屋の清掃を省略する」というのは、ホテル業界のいっそデフォルトにしてほしい。連泊すると、チェックインのときはもちろん、廊下で清掃スタッフに会ったときや朝食の際にもくり返し「清掃はどうしますか?」と聞かれてまあまあ面倒だし、清掃をすることがデフォルトになっている場合で向こうから聞いてくれないときは、「清掃いりません」という「リクエスト」をこちらからわざわざ出さなければならなくてこれまた面倒。1泊すれば、(主に)旦那が脱ぎ散らかした衣類とかで部屋はとっ散らかるので、あんまり見られたくないというのが正直な気持ちであーる。そして、体裁を取り繕うためにわざわざ室内を整理整頓するのはもっと嫌なのであーる笑。清潔を保つためにとか、室内備品の破損や損失を見逃さないためにとか、清掃に入るべき理由もわかるし、キレイにしてもらえるのはうれしかったりもするから、清掃サービスがまったくなくなるのは考えにくいけど、この「3連泊まで」というのがかなりLagom(ちょうど良い)と思う。

そして#2の歯ブラシ問題。ホテルや旅館の客室には歯ブラシと歯磨き粉が用意されているのがデフォルトっていうのは、かなり日本独特で、海外では提供されないほうがデフォルトです。忘れると現地のスーパーマーケットでデカサイズの歯ブラシとバカデカサイズの歯磨き粉を買う羽目になるんですよね。だから我が家では、今となってはもはやいつ行けるともわからない海外旅行のために、日本のホテルで提供されている使い捨て歯ブラシを持ち帰って在庫してます。それがこんな山盛りになっているという……。

環境に配慮して……ということで客室には置かず、欲しい人にだけ渡したりするところも増えてはきていますが、まだまだ減らせそうですよね、使い捨て歯ブラシ。少なくとも、連泊客に対して毎日替えを提供するのはやめて良い。そして長くかかるかもしれないけれど、「持参するのがあたり前」と宿泊客のほうが思うようになるまで地道な取り組みが期待されます。

#3は、他のホテルにはなかなか真似しにくいポイントです。「ペットボトルの水を提供しない」だけならできるけど、「すべての蛇口から浄水処理した水が出る」ってところはむずかしそう。日本は、世界中でも数少ない「水道水を飲める国」なのに、いつの頃からか「水は買うもの」となってしまいました。スウェーデンも「水道水を飲める国」で、引っ越し業者のお兄ちゃんとか、作業の合間に勝手に蛇口から水を飲んだりしてましたっけね笑。スウェーデンで身についた「出かけるときは魔法瓶に水道水(または水道水で作ったお茶)を入れて持参する」習慣が帰国後もしっかり続いていて、自販機やコンビニで飲み物を買うことがほとんどありません。ちょっと頑張るだけでかなりの節約です。毎日大量の空き缶ゴミが出るので笑、ペットボトルがないとゴミ箱スペースの節約にもなります。この習慣は本当に続けたい。