京都の定宿候補!
2022年02月08日(火) 15:11
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 京都, 泊まるコトコロ- I AM A FAN OF HOTEL MALDA!
- This beautiful hotel, which is produced by Jurgen Lehl, is one of the best hotels I've ever stayed at in Kyoto. As it's located in the center of Kyoto-Sanjo, you cannot expect a good view out of the window, but the sun shines through the big windows to illuminate the "blue" of the room. Every furniture is a comfortable size, and located in a spacious studio. We loved the long enough clothesline to hang our clothes after taking them off. To gain this spacious atmosphere at home, we need to give up holding on to things. To simulate our simple life in our old age, we should revisit this hotel!
京都三条にひっそりと佇むHotel MALDAはぜひまた泊まりたい!と思わせてくれる宿でした。
カフェの脇にある小さな入口から中へ入り、古いエレベーターで上階へ。4階には「墨 Sumi」、3階には「青 Ao」、そして2階には「赤 Aka」と名付けられた客室が1室ずつあります。全3室の小さなお宿。わたし達は3階の「青 Ao」に泊まりました。
住宅街なので窓の外に眺望は望めません。でも、レースのカーテン越しに入り込む光が、青い部屋を柔らかく包みます。
ダイニングテーブルも、デイベッドも、もちろんベッドも、すべてがゆったりサイズ。
壁際のミニキッチンは、「ミニ」と付けるのが憚られるほどゆったりとした広さでありつつ、設えられている道具や食器は最低限。だからゆったり見えるのか!とふり返って思います。やはり日ごろの生活にはモノが多すぎるだ。
一番のお気に入りは、リビングルームからベッドルームへ続く壁面に吊るされているハンガーラックでした↓。
脱いだ上着やズボンを「エイッ」と引っ掛けておけるハンガーラックの重宝すること! うちの旦那は、脱いだものをなんでも床にポンポン置き散らかす習性を持っているので、「ここ(ハンガーラック)に脱ぎ散らかして良し!」という場所があれば、床はすっきり片付いた状態をキープできることがわかりました。しかしコレも自宅だと、たくさんの衣類がぶら下がることになってこうまでスッキリにはならないんですよね……。やはり必要なのは断捨離か。
お風呂やトイレもかなりのゆったりサイズでした。一部を除いて床暖房が敷かれているから冬でも足元はホカホカ。オーガニックにこだわるあまりに容器から出すのが果てしなく大変になってしまっているシャンプーにはすこし辟易したし、シャンプーをボトルからほじくり出している間、シャワーのお湯が出しっ放しになってしまうのはヨーガン・レールのエコ精神に反する気もしますが、こちらでの滞在でムムムっときたのはそのくらい。総じてとても快適な滞在でした。
老後はめいっぱい断捨離をして、このくらいシンプルな暮らしを実現したいですなぁ。そんな老後の生活をシミュレーションするためにも、再訪して2階の「赤 Aka」や 4階の「墨 Sumi」にも泊まりたい!と思わせる魅力いっぱいのお宿でした。