屋外でも油断するべからず

2021年02月04日(木) 18:47

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン, マチとヒトの観察
SHOULD BE CAREFUL EVEN IN WOODS
First one is the note I found at COOP, a big supermarket we use, and it tells I should not be the 330th customer in the shop. How can I count it? The second notice board at a gate to the woods is telling we should keep being careful not only within doors, but also out doors. A year ago, many Swedes went skiing to Italy or Austria which might have caused to bring the virus back to the country as the first outbreak. I guess we seriously want to avoid it happening again this winter, as the ski resorts in Sweden are to be crowded in February.

スウェーデンでは、ケーキ屋さんをはじめとする小売店も人数制限をするようになっているのですが、国からのお達しは「10平方メートルにつき1人」を目安に店内へ入れる客の数を制限すると同時に、その人数を入り口に書き出すように!ということで、どこのお店も言いつけを守っていてエライなーって思うのだけど、いつも利用している巨大スーパーマーケットの店頭で貼り紙を見つけたときには吹いてしまった。329人って。カウントのしようがない笑。

巨大スーパーマーケットの許容人数は329人!

さすが大型店舗。駐車場が150台くらいの収容しないので、1台が平均2人の客を乗せてくるとすると300人。自転車や徒歩で来る人が一度に30人を上回ることはないと思う(そんなに自転車が停まっているのを見たことない)ので、上限を超える心配はなさそうです。というか、従業員数を差し引いて計算してるのかなー。そんな丁寧な計算、しているようには思い難いが笑。

それよりも、もっと気になったのはこちら↓。

森でも距離を取って、感染予防しよう!の看板

雪山へつづく森の入り口で見かけた看板です。

「Tillsammans skyddar vi varandra」は「互いに守り合いましょう」という感じのメッセージです。外だからといって油断せず、他者とは2メートルの距離を保ち、譲り合いましょう。気分が悪いときは家にいること(つまり森にも来ないでね)、とも書いてあります。屋外なら大丈夫だろうという油断を戒めるメッセージとも取れますね。2月はスキーリゾートが混雑する時期だし、1年前、イタリアやオーストリアへスキー旅行したスウェーデン人がウイルスを持ち帰ってきたのがこの国でアウトブレイクした大きな原因のひとつと思われるので、同じ轍を踏むことのないようにアレコレ対策してるのでしょうおそらく。コロナ禍のはじまりから1年が経とうとしています。いつまでつづくのやら…………。