ステキマンション探訪②
2021年02月18日(木) 18:10
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン, マチとヒトの観察- INTERESTING FACILITY OF NEWLY BUILT APARTMENT
- It's interesting to find a set of delivery boxes at the entrance. As most dwellers don't own a car, they may prefer home delivery service more than car owners, which makes sense. The bus departure information given on the monitor is also thoughtful, though many should more rely on a smartphone app. It, however, shows how long left till the next departure rather than what time it would be, which could be a help to judge in a blink whether I should run or walk. And at last, the garbage pickup. According to our friends, a truck come to hoist the big hidden box up to empty it. That's quite different from my expectation, but sounds very interesting to see. Some day!
お友だちカップルが暮らすステキマンションのことを勝手にレポートするスウェーデンのマンション事情第2弾。第1弾を読み逃した方はこちらへ。
オートロックの入り口を開けてもらって中へ入ると、真正面の壁から天井にかけてキュートなイラストが出迎えてくれます[1]。壁には私好みの色合いの郵便受けがあって[2]、反対側には宅配ボックスがあります[3]。
以前も書きましたが、ポストに入らないサイズの郵便物は追加料金を支払わないかぎり最寄りの代理店までしか届けてもらえないというのがスウェーデン郵便の基本です。しばらく生活していると、まーそれでもさほど不便はないというか、車があるので買い物のついでに寄って受け取れるので支障はない。でも、「自動車を持たない暮らし」を推しているこのマンションの場合は、自宅配送を選ぶ人が多くなるかもしれません。そんなニーズを先読みした宅配ボックスの設置なのではないでしょうかー。
宅配ボックス以上に気が利いているのは、その上に設置されているモニター↑の情報です。最寄りのバス停を出発するバスの情報がリアルタイム表示されるっぽい(本数が少なげなのは日曜日だったからだと思われます)。多くの人はスマホアプリのほうを見るだろうから活用している人は少ないかもだけど……。でも、出発時刻ではなくて「あと何分」を表示してくれているから、エレベーターでここまで下りてきて、モニターチラ見して、走るか、歩いても間に合うかの判断には使えそう。
そしてマンションと言えば、気になるのがゴミ捨て場です。一軒家の場合は戸別収集なので、家の前のゴミ箱にいつでも放り込める利便性を月々314 SEK(約4,000円)で購入していることになりますが、最近のマンションは↓こんな風に敷地内に投入口が並んでいるのが主流です。他のマンションでもよく見かける。
ここへ放り込まれたゴミをどうやって回収するのだろうか?とずっと疑問に思っていたのですが、住民曰く、投入口の上にある穴のあたりにフックを引っ掛けて、下に埋まっている箱をクレーンでゴソッと持ち上げ、中身を回収車にバッサーンと入れる仕組みらしい。地下でゴソゴソやるものだと想像していましたが、意外とアナログで大胆な戦法を取っているようです笑。いつか回収日に居合わせて、そんな様子を激写したいぞ。