硬いマットレス推し

2021年01月20日(水) 18:48

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Västergötland, スウェーデン, 泊まるコトコロ
HARD MATTRESS!
I loved the wall hanger which allowed users to adjust the height of the lamp and bed side table. I, however, wondered why the hotel was calling attention of the use of "hard mattress" this much. Overnight into the following morning, my husband complained the firmness of the mattress, and we finally noticed he had the medium firm mattress, though I had the hard one. It could be a good service if guests could have chosen the mattress firmness, as it could affect the users' satisfaction much.

ヨーテボリ群島の中の小島Donsö(ドンセー)でお泊りしたのは、美味しいクリスマスディナーを食べさせてくれるレストランを併設したシャレオツホテル。部屋のネーミングにも配慮があふれていると以前紹介した Isbolaget でした。

Donsöにあるステキホテル Isbolaget

部屋の設えもステキでした。

ウォールハンガーの使い方が斬新。ランプやベッドサイドテーブルがぶら下がってる

特に、ベッドの両脇のウォールハンガー。それにコードをぐるぐる巻いてランプを下げたり、「ちりとり」みたいな形のベッドサイドテーブルをハンガーからぶら下げられるように作っているのも面白い。どちらも使う人が好みの高さに調整できます。

「HARD MATTRESS」という札がぶら下がっている意味は最初わからなかったというか、「硬めのマットレスを採用していることをずいぶんと推してるなー」と思ったのだけれど、翌朝、隣のベッドで寝起きした旦那が「マットレスが柔らかすぎてちょっと腰が痛い……」とジジくさいことを言ったときに謎が解けました。旦那のほうには「MEDIUM」の札がかかってましたー。寝る前に気づけって感じですが笑、2種類あるなら予約のときに選ばせてくれれば良いのにな……と、図々しいことを思ったりするのが客である。

ベッドマットレスの硬さが左右でちがうことに朝まで気づかなかった笑

そう言えば、マットレスや布団の硬さとそれに伴う寝心地って、泊まってみないとわからないですよね。Webサイトで「当ホテルは全室にエアウィーヴを導入しています」みたいに書いてアピールするホテルも最近は増えてきましたが、出張で何度も使うホテルでもなければ、マットレスがホテル選びの最大の決め手になることは少ない。でも、満足度には実はかなり影響する。枕と同じで、好みのマットレスを選べるサービスを提供するホテルが近々登場するのやもしれないな……。希望に合わせて毎回変更するのは大変だから、柔らかマットレスの部屋、硬いマットレスの部屋、コンビネーションの部屋……みたいに割り当てるとかかなー。大型ホテルならできそう。どうですかね?