朝食テイクアウトサービス

2021年01月21日(木) 17:29

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Göteborg, スウェーデン, 泊まるコトコロ, 食べるモノコト
BREAKFAST BAG TO GO!
Hotel Flora where we stayed in Göteborg offers a great breakfast service. If you request by 10pm before you go to bed, the hotel provides so-called "breakfast bag" with an orange juice, turkish yogurt with berries and homemade granola, one boiled egg, a coffee or tea, and a sandwich (with cheese or ham or both) to take out. As we wanted to drop by Burger Inn on the way back for lunch, we were about to give up the breakfast, but we could take it out and eat it for dinner at home. I think Japanese ryokan (which normally offers great breakfast) should think of this service to make a longer relationship with its guests, though the Obento (breakfast bag in Japanese, kind of) needs to be designed and cooked well to make it hygienically safe.

Göteborg(ヨーテボリ)で泊まったHotel Floraでは、朝食のサービスがイカしてました。ふつうに1階のカフェスペースでも食べられるのですが、前日の夜10時までにリクエストすれば、朝食をテイクアウトできるようにしてくれます。

フレッシュオレンジジュース、トルコヨーグルトにベリーと自家製のグラノーラをトッピングした健康志向の人が喜ぶヤツ、そしてゆで卵の3品に、サンドイッチ(具はチーズまたはハム、あるいはその両方)と温かい飲み物(コーヒーか紅茶)を選んで足した合計5品。

部屋に備え付けの結構しっかりしたオーダー用紙に希望を書いて↑、フロントに出しておいたら、翌朝こんな感じ↓で、2人分が部屋の外に届きました。

このまま持って出かけて、森でピクニックができるような設えになってます↓。プラスチックのゆで卵置きまである笑。

ちょっとかさばり過ぎるというのは難点でしたが、移動は車だったのでとりあえずOK。飲み物は途中で消費しましたが、サンドイッチやゆで卵は家まで持ち帰って晩ごはんになりました笑。だって、お昼にどうしてもマッシュルーム&ベーコンハンバーガーを食べたかったから。

旅先では、こういうこと結構あると思うんですよねー。特に日本の旅館の朝ごはんは(ほぼ)絶対に美味しいし、料金に含まれているから食べないと損だとも思っちゃうし(庶民……)、でも帰りの道中でアレ食べたいとか思ったら朝ごはんは食べすぎないようにしないとだし、昼までにお腹を空かせるためにがんばって早起きして、眠い目をこすりながら朝ごはんを食べたり、朝ごはんを諦めて朝寝坊のほうを取ってしまったり、なんせ庶民なので、朝ごはんのほうを優先して帰り道の飲食(マッシュルーム&ベーコンハンバーガー)のほうを諦めるという場合が実際にはいちばん多いかな。気合いで朝も昼もガッツリ食べれば良いじゃないか!と思う胃袋の大きい人はいるだろうけど、お腹いっぱいなのに無理に食べたら美味しさ半減するじゃないですかー。だから、旅館の朝ごはんをお弁当にして手土産にして、1日持ち歩いても衛生的に大丈夫なものを作らなければならなくて難しいことも承知で言ってますけど、そのハードルをクリアーして帰宅後、晩ごはんに食べてもらえるようにデザインできたら、旅館との関わりが長引いた分だけ、思い出も上乗せされて、顧客満足度は3倍くらいに跳ね上がるのではないかと思うのです。

なんて指摘されずとも、手土産におにぎりを持たせてくれるというおもてなしをしてくれている旅館が宮城県にあったことを思い出しました。そして、旅館の朝ごはんとか贅沢は言わないから、コンビニのでも良いから、いくらとか筋子とか明太子とかが入ったおにぎりを(魚卵好きなのだ)食べたい。日本に帰れるのはいつかな~?