乳頭温泉郷のお宿たち

2018年04月25日(水) 18:06

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NYUTO ONSEN IN AKITA
The Nyuto Mountain area is well known for the variety of hot spring sources with different types of its water, that makes for hot springs vary in color and texture. Tsurunoyu could be most famous and most popular among tourists because of its history since Edo Period. We chose to stay at Taenoyu instead, which offers an open air bath (gender mixed) overlooking a waterfall, and visited Tsurunoyu and Ogama to enjoy some more varieties. It was super relaxing trip we enjoyed, but we were a bit disappointed with some wrong behaviors by foreign tourists. I strongly recommend you to learn and respect the culture and manner you are traveling in.

以前から恋い焦がれていた乳頭温泉郷での温泉三昧は極楽でした。にごり湯がいいよね。

JALの“どこかにマイル”で急遽行くことにしたため、宿の空室がなくて軽く焦りましたが、地道に空室チェックしていたら、妙乃湯の温水洗浄トイレ洗面所付客室が空きましたので速攻予約。キャンセル料が発生し始める1週間前頃から結構動くんだよね、空室状況。“どこかにマイル”を使おうかどうしようかと考えたときに、部屋が見つかるか?!というのが大きな心配の種だったけれど、意外となんとかなるということが判明しました。

[1] お泊りした妙乃湯 [2] 門の奥の左手が本陣 [3] 学校資材で再建の大釜

宿泊した妙乃湯のお風呂は黄金のにごり湯(金の湯)が自慢です。川に面した露天風呂は混浴ですが、女性はバスタオルを巻いての入浴可。さらに夕方5時~6時は女性専用なので、混浴がイヤな人はその時間に入浴を。と考える女子が当然多いので、その時間帯のお風呂は激混みでした。おまけに海外からお越しのお客さんが、館内スリッパを履いたまま脱衣所にあがっていたり、浴室への入り口でスリッパ脱いでいたり、お風呂場にビーサン持ち込んだり、露天でふくよかなお腹まわりをパンパン叩いててうるさかったり(そんなことしても腹は引っ込まないぞ>オバチャン)、外国人観光客自由過ぎる。スリッパのこととか英語で注意してみたけど、英語が分からないのか、分からないフリなのかは知りませんが、完全にスルーされました。インバウンド大変だわ…。

ところで乳頭温泉郷と言えば、鶴の湯。その本陣に泊まりたい…と確かに一度は考えましたが、こちらは日帰り入浴で我慢することにして、田沢湖外周ハンデ戦の後に寄ってみたら、露天風呂(女性専用のほう)を独り占めできるくらいの空きっぷりで作戦成功ですわ。有名なのは混浴のほうの湯舟ですし、そちらへ行った旦那の話では、男子進入禁止区域というのがあり、そこで肩まで浸かってしまえば、お互いに何も見えないくらいのにごり湯だから身構えるほどではないとのこと。でもまー、女性専用のほうも源泉同じだし、広々とした露天だし、ぜんぜんそっちで満足ですことよ。そんなことより気になったのは、混浴露天風呂を囲っている生垣が結構すかすかで目隠しになっていないこととか、女性専用露天風呂の入り口にかけてある暖簾がぱっくり開いていてやっぱり目隠しになっていないこととか笑。まー、もうそのくらいは見たり、見られたりする覚悟で行きましょうよ、という感じの鶴の湯でした。

妙乃湯からすぐのところにもう一軒、廃校になった小学校の建築資材を再利用して作ったという大釜温泉というのがありまして、こちらの源泉が妙乃湯とも鶴の湯とも違うというので行ってみました。他の観光客の皆さん、鶴の湯と妙乃湯に夢中でこちらはノーゲス。またしても独り占めでした。ちょっと緑がかったにごり湯。やっぱり温泉最高だなー。5月はどこの温泉行こうかな…。スウェーデンへの出発までは毎月一回温泉行くことに決めましたんで。