MALMÖでの家探し – 内見1軒目

2018年04月26日(木) 17:24

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, スウェーデン, マチとヒトの観察
HOUSING IN MALMÖ - 1st OPTION
It seems to be very difficult to find an ideal apartment in Malmö. While we were there in March, our agency found some apartments for a preview based on our fundamental requirements. The first option turned out to be too cozy, as it was smaller than the apartment we are now living in Tokyo. We are afford to pay more, so please look for a bigger option with more than 3 bedrooms instead of 2, because we want to have a guest room and a study for myself. And, we have to have enough space for a big load of books, too. It was just a starting point of our long journey of our housing.

スウェーデンへ引っ越すとか宣言しておきながら、先週は乳頭温泉郷に行ってて、来週は札幌へ行くとか言ってるし、こいつら本当に引っ越すのか?と、そろそろ怪しんでおられる方がいるものとお察しします。私ですら「本当に行くのか?」と軽く訝り始めているくらいですから仕方ありません。ここらで軽く事情を書いてしまいますが、まだビザ(査証)が出なくて、行けないんです! このあと、旦那の就労ビザが出たら、旦那が現地入りし、家をみつけて契約を済ませ、会社から「家族を呼んでもいいよ!」とお許しが出てからやっと、ついに、私の出発です。ということで、もしかしたら夏頃まで東京にいるかもしれません笑。とりあえず5月下旬まではすでに仕事を請けてしまったので、出発は早くても6月になります……。

とりあえず、出発に先立って家探しをしています。備忘録として、家探しのログをアップしていこう。で今日はその①。3月に現地訪問した際、家探しのお手伝いをしてくれるエージェンシーの方々にお会いしました。急なお願いにもかかわらず、アパートを2軒、内見させてもらえることになったのです。まずは現地 Malmö の住宅事情がどんなものなのかを軽く偵察するくらいの気持ちで行ってみました。ちなみに内見に先立ってエージェンシーに提示していた条件は以下のとおり。

・ロケーション:Malmö市内
・部屋数:2 Bedrooms 以上
・家賃の月額上限:20,000 SEK(約250,000円)
・家族構成:夫婦二人(子どもなし)
・その他の希望:
 - Furnished(家具付き) かどうかはどちらでも良い
 - スーパーマーケットが近いこと
 - バス停が近いこと
 - シェアバイクが近くにあると嬉しい

Malmö で賃貸物件を見つけるのはかなり大変だという噂を聞いていたので、とりあえずあまり条件はてんこ盛りにせずに様子を探ってみたという感じです。で、一つ目の内見物件は、完全なるFurnishedで、同じ建物で同じ入口の2階と3階の間取りもまったく一緒の部屋を二つ見せてもらいました。一応、家具が要らないということであれば撤去して貸してもくれるとのこと。その分はちょっと安くなるらしい。家具付きかどうかはどちらでも良い…と言ってあったけど、やっぱり家具は好みのものを揃えたいよね、せっかく北欧へ行くんだからね……ということで、以後、この条件は Unfurnished(家具なし)に変更することになりました。

[1] 手狭な家具付きリビング [2] キッチン&ダイニング [3] ベランダからの景色

家賃がいくらだったか忘れてしまったけれど、13,000 SEKくらいだったかな。もっと払うから、お願いもっと広いお家をください、って感じ。この物件は75㎡くらいだったと思います。今の東京の家より狭いから、それ! あと、Bedroomが2つだと、私の仕事部屋かゲストルームのどちらかを諦めないとならない。「遊びに行く!」と言っている家族友人知人のほとんどは「どうせ来ない」と思うので笑、ゲストルームは要らないか…と一瞬考えたけれど、3年もいれば一組くらいは本当に遊びに来るのではないかと考え直して、Bedroomの数も3以上に変更。

内見してみて分かったのは、日本の家と比べると、キッチン&ダイニングが広めなことと、日本の場合はリビング&ダイニングが一つにまとめたみたいな間取りが多いけれど、向こうはキッチン&ダイニングがセットで、かつリビングと離れた配置になっている場合が多い。リビングでまったりテレビを見ながらご飯を食べることがしにくくなる予感。しかもこの間取りだと、デッドスペースも多くなる。キッチンとリビングを結ぶ廊下とか。そういうわけで、同じくらいの平米数でも、日本より手狭に感じるところが多い印象です。

そう、我が家には大量の本があり、今回の引越しに備えてかなり断捨離しましたが、まだかなりの数。廊下などのデッドスペースに本棚を置けるような間取りだと助かるけど、そうじゃないと本の行き場に困るんだよな~。という、普通の海外赴任家族にはなさそうなお悩みもエージェンシーと共有して、今後はSkypeでの内見よろしくー!と言って帰ってきました。つづく。

追記:本当はもう1軒、巨大なマンションの1階という物件を内見しましたが、論外な暗さ加減だったので記憶から抹消してあります。