はにわ展へ滑り込み
2025年04月25日(金) 16:47
日本発信四方山話, 福岡- MADE IT TO THE HANIWA EXHIBIT
- A trip to Kyushu was sparked by a long-awaited visit to the Haniwa exhibition at the Kyushu National Museum, missed during its Tokyo run. Highlights included humorous clay figures like a baby clinging to its mother and a charming monkey-shaped haniwa, plus a stop at Dazaifu Tenmangu’s temporary shrine.
急遽日田へ進撃することになったのは、実は九州国立博物館で開催されている特別展「はにわ」に行きたい!というのが始まりでした。昨年末、東京国立博物館で開催されていた期間は忙しくてどうしても行けなかった。福岡へ巡回すると聞いて、年初から虎視眈々と狙っていたのです笑。
5体の国宝土偶を制覇するやつもまだ終わってないのに、埴輪に浮気をして良いのか?などと、くだらない自問自答もありましたが、「今なら太宰府天満宮の仮殿も見られる!」という口実も追加して、九州への旅が決行となりました。

ということで、まずその仮殿がこちら↑。あいにくの曇天でわかりにくいけれど、屋根の上で桜も咲いていてとてもキレイでした。念のため書いておきますが、4月10日の写真です。
はにわ展は、「踊る人々」のお出迎えで始まります。

「捧げ物をする女子」など、完成度が高いですよね。

「馬形埴輪」も武具の装飾など細かいところまでしっかり描き込んでいるし、立体感もバッチリです。

そういう完成度の高さがスゴイのだけど、その分、土偶のポンチ感のほうが魅力的だなぁ~と、個人的には思っていたのですが、埴輪にもポンチってるのがありました。
「乳飲み子を抱く女子」です。乳飲み子のサイズ感と乳首をくわえてぶら下がってる感がスゴイ。いや、支えていた右腕が出土していないだけなのだろうけど。

「子を背負う女子」も、背中に引っ付いてる感じがかなりウケる。後ろに回して支えていた腕が出土していないだけ…なんだよね、たぶん。

平日だったので、かなり空いてました。会期は5月11日まで。ほんと行って良かった。最後にいちばんお気に入りの「猿形埴輪」をどうぞ。
