日本寺と地獄のぞき

2024年05月15日(水) 18:47

日本発信四方山話, 千葉
NIHONJI-TEMPLE AND HELL'S EDGE LOOKOUT
During Japan's Golden Week, we went on a short trip to the Boso Peninsula via the Aqua Line, targeting Mt. Nokogiri. The observatory to look down a hell is located in the precincts of Nihonji Temple, home to Japan's tallest Daibutsu, surpassing those in Kamakura and Nara at 21.3 meters. We also explored parts of the renowned "1500 Rakan" statues on the way to the observatory. There were quite a few people lined up except for my husband who's afraid of heights.

称名寺 薪能が連休ど真ん中の5月3日だったので、今年のゴールデンウィークは遠出を諦めて、しかし旅ゼロは嫌だったので、アクアラインを渡って房総半島へ上陸するプチ旅を計画しました。目指したのは鋸山です。かなり以前から行きたいと思っていましたが、軽く高所恐怖症の旦那がまったく乗り気にならず先送りしてきた鋸山。目的地の展望台は「乾坤山 日本寺」の境内にあります。

無料の鋸山観光自動車道を行った先にある駐車場に車を停めて、まず日本一の大仏様にご挨拶。御丈11.312メートルの鎌倉大仏よりも、14.85メートルの奈良大仏よりも大きい御丈21.3メートルでほんとに日本一の大きさらしい。

その後、世界に誇る「千五百羅漢」の一部を拝見しながら山を登ります。風雨にさらされるままになっているので、石が欠けたり溶けたりしていたり、首が落ちてしまっていたりするものもたくさんあってちょっとコワイ。

でも、すべてちがう表情をされているし、飛び地にとぼけた感じでお座りのものがあったり、

意図的に僻地に置かれている風なものもあったりで、きょろきょろ見学していると、うっかりかなりの時間を食いますし、登ったり下りたりをくり返すことにもなるので、夏日に行くと汗だくになります。

百尺観音像を見に行くと、展望台の「地獄のぞき」がどんな感じになっているのかを下から望めます。たしかに突き出ていて、いつボロっと落ちてもおかしくない雰囲気はある。

そして、その突端から地獄を覗きたい人たちが列を成していました。

突端部分には前日の雨水がたまっていて、しっかり足をつけない分だけ怖さは倍増。

ギリギリ際のところから腕を伸ばして真下を撮った写真がこちら。なんだ、ぜんぜん突端ではないじゃないか笑。

そんなわたしの様子を、展望台の様子を見るための展望台で撮影している旦那をわたしが撮った写真がこれ↓。

彼が撮ってくれた写真がこちら↓。

こうやって見ると、わたしの腰が引けてますねー笑。