称名寺で薪能!
2024年05月13日(月) 16:50
日本発信四方山話, 神奈川- SHOMYOJI TEMPLE TAKIGI NOH
- During Golden Week, the gardens of Shomyoji Temple showcased stunning yellow iris blooms. On May 3rd, under clear skies, the 27th Shomyoji Takigi Noh event was held, featuring a Noh performance by Sakurama Ujin, and a Kyogen play by the acclaimed Nomura Mansai. We, the novice attendees, after thorough preparation and early ticket purchase, enjoyed a prime view from the seventh row and plans to return next year.
『ブラタモリ』でも紹介された称名寺のお庭では、ゴールデンウィーク中に黄菖蒲が見頃を迎えていました。桜もキレイだったけれど、菖蒲もステキ。というか、黄色い菖蒲なんてはじめて見たかも。
快晴に恵まれた5月3日、境内に特設能舞台が設えられて『第27回 称名寺薪能』が開催されました。能は、人間国宝 櫻間道雄の初男子孫で第21代櫻間家現当主の櫻間右陣 能楽師による『巴』、狂言は、人間国宝 野村万作の長男で、最近はテレビや映画でも大活躍の野村萬斎 狂言師による『鐘の音』という演目でした。いきなり豪華な布陣。
能も狂言もはじめてだし、セットで上演されるのがあたり前ってことも知らないくらいにド素人だったのですが、本を読んだり、事前講習会に参加したりなんかしてせっせと予習した甲斐もあって、最後まで眠らずに楽しく見られました笑。
3月のとある土曜日。チケットぴあでの発売開始よりも1時間早く、朝8時から区役所にて事前販売をするというので結局1時間くらい並んでやっとゲットしたのは、前から数えて7列目のお席。
7列目くらいだと、舞台を正面に見る席よりも、斜めに見るほうが良いのではないかという素人考えで選んだ席でしたが、これがかなり当たりでした。来年もこのあたりを狙おう。
今年ははじめてだったので、まさかけっこう良い席がチケットぴあ販売用によけられている(上の写真で黒塗りされている席がオンラインチケット席)とか知らなかったなーと、軽く不満でしたが、けっこうなクリック合戦だったらしく、30分ほどで全席売り切れたそうです。それはやはりリスクが高いので、来年も区役所に並んでチケット買うぞ。もっと朝早くから並ぶぞ。ということで、毎年行く気マンマン。
帰り際に称名寺のライトアップを堪能してきました。今年のゴールデンウィークはこれが最大イベント。ここに住む限りは、毎年そうなる可能性が高いです。