ホテルの歯ブラシ事情
2024年01月15日(月) 09:59
UXいろいろ, 日本発信四方山話, ヨーロッパ所々方々, 神奈川, 新潟, 山梨, 愛知, 京都, スウェーデン, 泊まるコトコロ- NON-DISPOSABLE TOOTHBRUSHES
- Some hotels started to offer an ecological toothbrush which are made of naturally derived materials, or a toothbrush which can be used repeatedly. The one with a reusable cap to keep the brush clean has been the best for me so far, as it's kept in my makeup bag since then. I don't expect a toothbrush to be provided at a hotel to stay, though I sometimes forget to bring a tiny toothpaste. Offering a toothpaste only and expecting guests to bring their own reusable toothbrush could be a solution.
日本にいながら、スウェーデンで食べ損ねたプリンセスケーキを食べられるとか嬉しい限りなのですが、スウェーデンでは見ることもなかったエコな歯ブラシを提供する宿が日本にはあったりなんかもして、日本はスゴイなぁ……と思います。まぁ、日本で手に入る歯ブラシをわざわざスウェーデンから調達しなくても良いのではないかという感じもありますが笑。
エコに配慮している体で、プラスチック以外の天然素材でつくられた歯ブラシを用意してくれているお宿もありますが、ブラシの部分がナイロンだと意味半減ないんだよなーとか。
しかし、年末にお泊りした里山十帖が提供する歯ブラシは徹底していました。
柄の部分には樹齢3年以上の孟宗竹、毛は馬の毛、そして毛と柄の接着剤も不使用というから正真正銘の100%天然素材です。この「土に還る歯ブラシ」は売店で販売もしていて、お値段は税抜きで1,180円でした。高いですが、100%天然素材の本気歯ブラシはこのくらいのお値段になるということでしょう。値段を知ると「持って帰って使わないと!」とか思ってしまう貧乏性だったりとかして、でも、「持って帰ってくり返し使おう!」と思わせるものを提供するというのは大事だと思う。「使い捨て」させない仕組み。
そうすると、「持って帰りやすさ」も大事になってきます。
これまでホテルの客室で受け取った歯ブラシで、その「持って帰りやすさ」と「くり返し使いやすさ」が抜群だったのがこちら。
(プラスチックですが)キャップ付きです。この歯ブラシをいただいてから、旅行用のお化粧ポーチにはずっとこの歯ブラシが入っていて、歯ブラシ持参を徹底できるようになりました。ただし、忘れるのが歯磨き粉です。
アメニティをフロント近辺に配置して、「必要とする人が、必要な分だけを持って行って使う」という仕組みを取り入れるホテルも増えてきましたが、そんな中でこれまで唯一「歯磨き粉」を単独で提供してくれていたのが名古屋のホテルです。助かりましたー。
ホテルが提供するアメニティから無駄をなくす取り組み、ちょっとずつですが進んでいますね。今年も旅行しまくる予定なので、歯ブラシと歯磨き粉、忘れないようにしまーす。