走って真鶴一周

2022年07月19日(火) 12:10

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RAN AROUND MANAZURU TOWN
Manazuru is such a small town, and you could run around in an hour or so. The forest, which used to be owned by Emperor and that's why it'd been kept even during the wars, looked like "trollskogen" we loved to commute in Sweden. The sea around the cape was full of clear water, and many families were enjoying finding fish and shells. It was still before noon after this run, so we walked to the town next to Manazuru to enjoy a local craft beer. And lots of readings and a bit of nap in the afternoon, which turned out to be a gorgeous Sunday.

真鶴出版2泊3日の中日は朝からすでに夏日の気温でしたが、とりあえず走りました。一番楽しみにしていた目的地はお林。スウェーデンの「Trollskogen(小人が暮らす魔法の森)」にそっくりなクネクネの木々がたくさんありました。

木々のクネクネがいちばんよく撮れた写真

むしろ、こっちのほうが木は古くて大きいし、密度も濃いし、住んでいるとしたら小人じゃなくて巨人じゃないか?という気もしなくもない。明治時代、天皇が所有する「御領林」だったことや、そのおかげで戦争中にも切られずに残ったという経緯から「お林(御林)」と恭しく呼ばれ、今も大事にされているそうです。走っていける距離にこんな森(林だけど)があるのは羨ましい。(それはそうと、森と林の境目はどこなのだろう?)

遠くに三ツ石。海岸にはゴミがいっぱい

お林を抜けた先、半島の先端には「三ツ石」と呼ばれる場所があります。干潮時には歩いて渡れるらしいですが、2時間くらい過ぎてしまっていたので残念ながら眺めるだけ。お正月にはちょうど岩の間から日が昇るらしく、初日の出スポットとして賑わうそうな。

代わりと言ってなんですが、近所にある真鶴町立遠藤貝類博物館の開館をわざわざ待ってウメボシイソギンチャク(触手を縮めた姿が梅干しに似ているということでその名がつきました)を見たり、

ウメボシイソギンチャクが触手を出しているところ

海沿いへ下って、磯遊びを楽しむ親子を観察したり、

磯遊びを楽しむ皆さん

真鶴湾から町を見上げてみたり、

真鶴湾から見る真鶴町

そうやって町をグルっと一周して宿に戻ってもまだ昼前だったので、シャワーを浴びた後、隣町の湯河原にあるクラフトビール屋まで行って、木陰でビールを飲むとかしてみたり、

隣町にあるブルワリーのビール

そうして戻ってもまだ昼過ぎだったので、読書三昧+ちょっと昼寝という贅沢な日曜の午後を過ごしました。真鶴なんて近すぎてもったいないと思っていたけど、かなり楽しかったです。しかし暑かった。