真鶴出版にお泊り

2022年07月15日(金) 15:34

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2 NIGHTS AT A PUBLISHER
Finally, here are some pictures of the small in organized and served by a publisher in Manazuru. There are lots of books and magazines everywhere in the house, which are allowed to read during the stay. Most of them must have been the food for the publisher. My favorite spot in the house was a dining room with a comfortable wooden floor with some selected books related to food and eating. The breakfast prepared by the staff was delicious, though the dishes from the sea served by a nearby restaurant were more marvelous.

泊まれる出版社こと「真鶴出版」での2泊3日。やっと宿の話。

週末は店舗としても営業しています。13時~17時。それ以外の時間は宿泊客のみになります。1階と2階に一部屋ずつあるので2組まで泊まれるのですが、コロナ禍の影響で現在は1組に限定中。つまり、他のお客さんのことを気にせず、自分たちだけでダラダラできるというコロナ禍特典を享受できます。最高。コロナ禍も悪いことばかりではない笑。

出版社であって本屋ではないので買える本はごく一部ですが、出版社のみなさんが糧にしてきた本や雑誌があちこちにあって、出版社のみなさんの仕事場にもなっていると思しき1階の土間スペース ↓ で読みまくれる時間が極上でした。

2階の客室にもたくさん本を置いてくれています。いろいろ読みたいけど、川上弘美さんの『真鶴』推しが強すぎて、他は選べなかった笑。感想はそのうち読書記録に現れます。

一番のお気に入りスペースはダイニング。流木を足に使ったテーブルも素敵ですが、窓の外を行き交うヤモリだかイモリだか(追記:トカゲだったそうです笑)の喧嘩とか、捕食の瞬間とかをまったり眺める時間も都会にはない安らぎでした。

本棚には食にまつわる本を選んで並べてくれていました。

ダイニングの床が「なぐり加工」という例の小田原城銅門の梁と似たような加工で、ここを裸足で歩くととても気持ちが良いという大発見もありました。手作業でなぐる(彫刻刀で削る)のだろうから割高にはなるだろうけど、いつかどこかの床に採用したい。(追記:「名栗加工」と書くらしい。てっきり「殴り加工」だと思っていた)

朝ごはんは、8時ころまでにスタッフさんが用意してくれます。うっかりだらしない格好で降りてこないよう注意しなければなりません笑。パンはドアノブにかけておくくらいにして、スープは客が自分で温める仕組みにすれば、こちらずっと油断していられて良いような気がするが、こうやってキレイに並べてプレゼンテーションしたいのでしょうか?

ちなみに晩ご飯は、紹介してもらった居酒屋さんやお寿司屋さんでいただきました。「うちの板前がつくるたたきは絶品ですよ!」と一声添えて出してくれた「いさきのたたき」が本当に絶品でした。

港の近くは魚が美味しくてマジで最高だな。でも、猫も多いんだよなー泣。