真鶴まで、ぶらり途中下車の旅
2022年07月13日(水) 13:05
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 神奈川, 泊まるコトコロ, 食べるモノコト- STOPPING-OFF ON THE WAY TO MANAZURU
- On the way to the small inn in Manazuru, there are some idea to stop off. The lunch we had in Ninomiya, this tasty rice bowl dish with trash fish, that are supposed to be thrown away because they are too small or too rare for the market. The restaurant will be closed when there's not enough catch, so please check it on its Twitter before you go. Odawara is on the way to Manazuru, too, so Odawara castle could be another stop-off point. The cafe in the nearby shrine was nice to rest and refresh.
「真鶴」は小田原の先にある、湯河原の手前の町です。若いカップルが新しく立ち上げた「泊まれる出版社」こと「真鶴出版」のことを知ったきっかけはまったく思い出せないのですが、けっこう前から気になっていて、と言う割には小田原から箱根へ向かっちゃったり、通り過ぎて湯河原に行っちゃったりというのをくり返してました。
今回やっと行けたのは、なぜか旦那のほうが乗り気だったから。なんでも、会社の人との雑談の中で話題にのぼり、その勢いで空室状況を調べたら7月の週末にポッカリと空きがあったので、そのままの勢いで予約したと笑。
そして真鶴出版へ向かう日の朝。今日からプチ旅行だ!と思うとワクワクしてソワソワする。チェックインは4時だから、早く出かけすぎちゃダメ!と思いつつ、せっかくなのでランチも外で!とか思ってしまい、午前中のうちに出立。小田原よりもさらに手前の二宮駅で下車して「Kai’s Kitchen」で「二宮漁師の選り抜き海鮮丼」をいただきました。
太刀魚や鯵のようなよく知る魚の他に、ワラサ、ネイラ、ショッコにソウダなど聞いたことのないお魚たちがたっぷりご飯の上に争うように並んでいて、そしてどのお魚も美味しくてぺろりと平らげました。「流通しないけれど本当は美味しくて面白い魚を堪能できる店主のお任せコース」というのを食べに夜にも行ってみたい(が、わざわざ晩ご飯を食べに行くだけには遠いのでたぶん行かない笑)。このお店、定置網の水揚げに同行させてもらって、その場で仕入れとメニューを決めるというコンセプトでやっていて、水揚げのない日は休みだし、魚がなくなったら閉店だし、客のほうも「行っても食べられないかもしれないリスク」を覚悟しなければなりません。なかなかの勝負。でも、湯河原や熱海や箱根、そして真鶴へ向かう機会があれば途中下車して寄る価値ありますぜー。
ランチ終わってもまだ1時くらいで、小田原でまたしても途中下車。小田原城へは北入口から入る最短ルートでしか行ったことがなかったので、今回はうっかり遠回りをして正面入口から入城です。銅門の一般公開に出くわしたので入ってみるなど。
そして、何本も通っているぶっとい梁が「なぐり加工」と呼ばれるものであることは翌日、真鶴出版のオーナーさんに伺うことになるのですが、その話はまた明日(か明後日)。
天守閣は、銅門の2階から眺めるだけにしました。
小田原城内、まだ紫陽花が残っていてキレイでした。
薪を背負った読書姿でお馴染みの二宮金次郎さんを御祭神とする報徳二宮神社の境内に、いつの間にかできていた「きんじろうカフェ」でみかんのスムージーなどをいただいて涼んだり、休んだり、時間をつぶしたり。
そしてやっと、真鶴へ向かっても良さそうな時間になりましたとさ。明日はいよいよ真鶴到着です。