持ち良さげなお花のサブスク

2021年08月19日(木) 11:23

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FLOWER SUBSCRIPTION SERVICE THAT LASTS LONGER
Another trial use of a flower subscription service, medelu. Its delivery box has several holes which could convey that flowers are inside. The box is big and tall enough to keep long stems, and it works better to keep the flowers fresh and last longer. According to the course selected, the delivery day of the week is automatically set. It means customers are not able to choose when to receive the flowers (though you can skip a week, or two, or longer), but it would make the operation easier. Quite a few flower subscription services are now competing, so I'm wondering which is most sustainable as a business, and suitable for my life.

中身を見せてしまう箱で届くお花の定期便 HitoHana(ひとはな)を3回ほど楽しんだので、次は「インテリアスタイルを考えたお花の定期便」という謳い文句の medelu(メデル)を使ってみています。

どんな部屋の雰囲気にも合う「Anyroomコース」、シンプルで洗練された部屋(に住んでいると思っている人)に合わせた「Modernコース」、ナチュラルテイストの部屋(に住んでいると信じている人)のための「Naturalコース」の3つから選べるのがこのサブスクのいちばんの特徴です。コースごとにお届けの曜日が決まっていて選べないので、受け取りたい曜日からコースを選ぶという手もありそうです。こうしてお店のほうで曜日を指定してしまうことで、オペレーションの効率はかなり上がりそう。うまい設計だと思います。

あちこちに空気穴のあいた専用ボックスに入って届きました。

上面には「生花が入っていますので鮮度を保つためにご協力お願いします」という配達員さんへのメッセージが印字されていました。空気穴からもチラリと生花が見えるので、きっと大切に運んでもらえます。

中身は花束と栄養剤のみ。余計なカードとか手紙とかはありません。届いた花の名前と花言葉を印刷したシールが箱に貼ってあり、生け方やお手入れ方法はQRコードからサイトへアクセスして確認します。

生け方の動画はただ花瓶に差すだけなのでさほど参考になりませんでしたが、活け終わった写真を使ってどの花が何という花かを教えてくれるのはちょっとありがたい。

HitoHanaは2,200円、medeluは2,178円でほぼ同料金ですが、medeluのほうが花数が多め。しかも茎を長く残した状態で届けてくれるので、持ちが良い感じがします。下の写真は2週間前に届いてすぐに活けた状態ですが、トルコキキョウとワックスフラワー以外は今日になってもまあまあ元気です。

持ちを長くするために茎を長く残して届けるということは、その分だけ箱が大きくなり、配送料も高くなるから、利益率はHitoHanaのほうが良さそう。でもユーザーとしてはmedeluのほうがうれしい。

しかも、この紹介コード(REFT7HAAX5DF6)を使って誰かが利用を開始すれば、その誰かさんは初回80%オフ、わたしは900円引きになるそうです。気になっちゃった人はどうぞ使ってみてください。初回割引サービスとか、クーポンバラマキとか、そんなビジネスモデルがサステイナブルなのかどうかがちょっと心配ですが、今のところHitoHanaよりもmedeluが優勢です。