スウェーデンのインクルーシブ公園!?
2021年06月22日(火) 13:20
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン, マチとヒトの観察- SWEDISH INCLUSIVE PLAYGROUND!?
- In Japan, inclusive playgrounds have now gradually been installed to offer a fair, safe, creative, and fun place for everyone irrespective of the presence or absence of people with disabilities. The news reminded me of the inclusive playground that was built in Lund in 2016. Unfortunately, I am not able to find a detailed enough picture to tell each playground equipment how inclusive it is. Even worse, I am not able to get back there to take additional pictures, sad.... What I can tell for sure is that there are many parks that offer a table-tennis table, though I never saw anyone playing it. And I now admit that I am not the right person to introduce an inclusive playground.
障がいの有無にかかわらず誰もが遊べる「インクルーシブ遊具」を導入したインクルーシブ公園が少しずつ増えているという情報をいただいたので、そう言えばLund(ルンド)にもあったぞ!と思い出して写真を漁りましたところ、誰も遊んでいない寂しすぎる写真が見つかりました。
2016年の夏に完成した「AKTIVIA」は、次の7つの文の頭文字を取って並べたものだそうです。
- Alla är välkomna(Everyone is welcome)
- Känn dig som hemma(Feel at home)
- Ta initiativ(Take the initiative)
- Ingå i ett sammanhang(Be part of a context)
- Våga testa en ide(Dare to test an idea)
- Inspireras av varandra(Inspired by each other)
- Aktivera din plats!(Activate your place!)
日本語にするなら、「誰もが、気がねなく、率先して、場の一員となり、自分のアイデアを試し、互いに影響を及ぼし合いながら、活発な遊び場を創る」みたいな感じですかね。まさに「インクルーシブ公園」が目指す形です。
左側の説明には、「性別に関係なく」「互いの関心や違いや個性を尊重し合うべし」みたいな記述もあります。日本で強調される「障がいの有無にかかわらず」みたいなことは書いてなくて、それはすでに当然のこととされているのか、あるいはねらいに入っていないのかはわかりません。もはや遊具を確認しに行くこともできないしな泣。
とりあえず、おじさんがトランポリンを楽しんでいる写真をどうぞ笑。
最近運行を開始したトラムの終着駅近くに新しく建設中の公園のほうがインクルーシブ度合いが高いかもしれない!と思いましたが、遊具のディテールがわかる写真はありませんでした。遊んでいる子もいないし。
はっきりわかるのは、どちらにも卓球台があること。森のジムなんかにも卓球台を設置しているところがあって、卓球は人気らしいです。果たして、卓球台はインクルーシブ遊具と呼べるのか?
そういうわけで、インクルーシブ公園の紹介にはあんまりなりませんでしたー。ゴメンナサイ。