四季折々の品揃え

2021年01月14日(木) 20:07

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン, マチとヒトの観察
SEASONAL USE OF HONESTY BOX
Along our favorite running route at Knivsåsen, there is an honesty box that offers seasonal products. Nursery plants in spring, various berries in summer, and free apples in autumn. In winter, the place is used to collect used wreathes and plastic plant pots. I wonder how the collected items are to be used, but I hesitate to text the owner as I have nothing to offer. The hanging cup below the wreath also caught my attention, which should be a hand-made bird feeder.

Skåne(スコーネ)県内おすすめの自然保護区49ヶ所の中のお気に入り、#24のKnivsåsenを走っている途中に無人販売所があります。支払い方法はSwish(スウェーデンが誇る電子決済システム)オンリー。スマホさえ持っていれば買い物をできるので、売る側も買う人も楽勝です。春には野菜(たぶんニンニク)の苗が[1]、夏になると花の苗や野菜に加えてベリーが並びます[2]。秋には「おひとつどうぞ!」とリンゴが置いてありました[3]。傷だらけで売り物にならないリンゴを散歩している皆さんへおすそ分けです。

[1] 春には野菜の苗 [2] 夏はやっぱりベリー [3] リンゴおひとつどうぞ!
冬にはクリスマスデコレーション。リースと植木鉢の回収もしています

そして冬のある日に通りかかると、クリスマスデコレーションがされていました。写真右下にうつっているメモには「使い終わったリースやプラスチックの鉢を回収しています!」とのメッセージが。「無料じゃ渡せないけど、謝礼があるなら考えるわ!という人はこの番号にテキストメッセージをください」とも書いてありました。回収してどんなふうに活用するのか興味津々だけど、リースも鉢もお渡しできるものがないので連絡しにくい……。お呼びじゃないって怒られそうで笑。

凍ってしまっていますが、鳥の餌と思われる

もうひとつ、リースの左下にぶら下がっている水色のカップも気になりますね。 これはたぶん鳥の餌です。鳥がとまって餌をつつけるように棒を差してあげているみたい。重厚感あふれる餌置きをわざわざ買ったりせずとも、こうして在りものを工夫して鳥を呼ぶわけですね。勉強になります。でも、餌はカチカチに凍っちゃてるなぁー笑。