教会?!で穏やかな年の瀬

2020年12月30日(水) 19:28

ヨーロッパ所々方々, Blekinge, Skåne, スウェーデン
PEACEFUL YEAR END AT A CHURCH
Runkesten, a balancing stone in Småland, is believed to be the half of a bigger stone that the giant Kåra threw when she was annoyed by a church bell. This one located just between Skåne and Blekinge could be another half, which is named Skye Church. It seemed to be a part of parish's boundary stone, and its fraction is used as a rectory where a couple can have a wedding. Not gorgeous but pretty peaceful wedding it could be, and we are wondering around these peaceful sightseeing spots to close the year.

今年の10月、Småland(スモーランド)地方を旅行したときに見に行った巨石Runkesten」には、Rumskulla教会の鳴らす鐘の音がうるさくていらついたKåraという巨人が教会めがけて投げた石が空中で2つに割れて、その片割れがここに落っこちてきたという言い伝えがあります。

その片割れなのかどうかは定かではありませんが、Skåne(スコーネ)とBlekinge(ブレーキンゲ)の県境(Runkestenから3時間ほど南下した場所)に似たような巨石がすっ転んでいます↓。むしろこっちのがデカイ。

巨岩の一部は教会の司祭館という設定らしい

こちらにも女性の巨人が、教会の鐘の音がうるさくて岩を投げつけてやったぜ!的な言い伝えがあるようですが、実際にはキリスト教区の境界線の一部だったらしく、岩にも「Skye Church」という名前が付いています。こんなゴッツい岩で境界をはっきりさせなければならないほど、仲が悪かったのか?!とも思いますが笑、岩は実際に教区司祭館に指定されているそうで、そこで結婚式をあげたカップルがいるというのはホントの話らしい。

という地味な名所を見て回っている年の瀬です。平和~笑。