巨木と巨岩
2020年10月27日(火) 17:58
ヨーロッパ所々方々, Småland, スウェーデン- GIANT TREE & GIANT STONE
- Many people would go to Astrid Lindgren's World if you go up to that north, but it's already closed and we are not that big fan of pippi. So, we go to see the oldest and biggest oak tree in Sweden, Kvilleken, and the largest moving block which can be placed in rocking, Runkesten. The stone is believed that the giant Kåra threw as she was annoyed by the church bell. In Japan, we have some legends which involve a giant stone and Oni (Japanese demon), so people seem to create a similar story wherever they are.
Norra Kvill国立公園までSmåland(スモーランド)を北上したら、『長くつ下のピッピ』をこの世に生み出したAstrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)の生まれ故郷であるVimmerby(ビンメルビュー)へ立ち寄り、テーマパークで童話の世界へタイムスリップして、野外劇とか見ちゃうのが定番らしいけど今年はもう閉園しちゃってましたー。ま、開いてても行かなかったとは思うけど。
代わりに、スウェーデン最古にして最大のオークの木「Kvilleken」を見に行きました。1930年代の終わりにガッツリ調査した結果、当時にして樹齢950年だったそうなので、今は1000年を超える長寿の木らしい。一部の枝に紅葉した葉が残っていたのでまだ完全に死んではいないようですが、朽ちてしまうのは時間の問題で、人が下敷きになるような事故を避けるためにと囲みがされていました。
幹の中央にぽっかり空洞もできてしまっているし、なんの拍子で、どこがどう崩れるかもわからないから、近づくのを禁止するのは行政として賢明な判断です。ちょっとくぐってみようかな……と思わせるくらいの空洞だから、たしかに危ない。
巨大つながりで、次は巨石「Runkesten」。氷河で運ばれてきたと思しき石の大きさは、高さ5メートル、幅4メートル、奥行き10メートルだそうです。言い伝えでは、Rumskulla教会の鳴らす鐘の音がうるさくていらついたKåraという巨人が教会めがけて投げた巨石が空中で2つに割れて、その片割れがここに落っこちてきたんだそうな。これを勝手に動かすとKåraにボッコボコにされるってさ笑。日本にも巨石と鬼を関連づける伝説が各地にあるようなので、まー、発想はどこの国でも似たり寄ったりですね。