3軒目は学生寮

2020年10月05日(月) 18:26

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STUDENT RESIDENCE FOR MICE
The anonymous artist, Anonymouse, has built a student residence for those who are in need of a roof over their head. Though Lund is a university town, there seems to be a chronic lack of residence for students. It's not an issue only for students, but also for those coming into the country and this region. The number of population influx is a big issue for Malmö and Lund. Anyway, according to the local townpaper, Lund municipality ordered Anonymouse to create those 3 arts to offer something fun for the citizens. This means that this student house would be the last one, and I now need to look for others in Malmö.

すこし前の話ですが、Malmö(マルメ)在住の匿名アーティストAnonymouseさんが、薬局レコード屋につづき、学生寮をオープンしました。

Lund(ルンド)は学園都市で毎年たくさんの学生さんたちが引っ越してくるのに、住宅の空きがとても少なくて、住む家を見つけられずに居候をつづけたり、入学を延期したりせざるを得なくて困っている人が大勢いるらしいです。学生向けや単身者向けに限った話ではなく、そもそも賃貸物件が少ないとか、人口の流入速度に居住物件の供給が追いついていないとか、いろいろ複雑な事情があるらしいですけど、ネズミ界はどうなんでしょうねー。

薬局やレコード屋よりも、学生たちの注意を引いたのか、あるいは単に夏休みを終えてLundに戻ってきた学生の数が増えただけかもしれませんが、若者たちがたむろして覗いていたので割り込んで写真を撮るのが大変でした。おばさん頑張った。

ローカル情報紙に記事を発見。市からの依頼で作品3点つくってくれたようです

これまた少し前のローカル情報紙に、Anonymouseさんがこの夏、Lundで作品を紹介することになったのは市が依頼したからだという記事が載っていました。

音楽やダンス、演劇などの公演がコロナ禍で軒並み中止になり、代わりになる文化イベントを模索した結果、Anonymouseさんへの依頼に行き着いたと。作品を見るために外へ出ることになれば運動不足解消になるし、SMSで楽しく共有できる話題提供にもなる。年齢を問わず楽しめる文化的体験を市民に提供し、元気になってもらうのがねらいだったそうです。

99,000SEK(約116万円)で3作品を作ってもらう契約だったようなので、3つ目の学生寮で最後ってことですね。けっこう楽しみにしていたのに残念。過去にMalmö(マルメ)で発表された作品も町のどこかに残っているのかな? Lundならともかく、Malmöになると町の規模がかなり大きくなるので見つけるの大変だろうなー。