エアビーありがとう
2020年07月27日(月) 19:54
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, スウェーデン, マチとヒトの観察, 泊まるコトコロ- GET HOOKED ON AIRBNB
- I feel more comfortable staying at a hotel than using an Airbnb, because I am not so enthusiastic about socialization. But, thanks to the COVID-19 pandemic situation and the original characteristic of Swedes who are against small talks, most hosts don't expect much to have f2f communication, which is great to me. Using an Airbnb could have been an ideal solution for our domestic travels. It's a bit sad that I still need to cook while traveling, but almost all hosts offer a BBQ grill in this country!
家や部屋を貸したい人と借りたい人をつなぐサービスAirbnb(以下エアビー)ですが、これまであまり利用していませんでした。「暮らすように旅する」というコンセプトにはなんの文句もないというか、むしろ共感しかないのだけれど、それを実現するための近道としてよく紹介されているホストとの交流が、社交を大の苦手とするオバサンにはキツイというのが本音。ビジネスとして割り切って空間を提供してくれるホテルに滞在するほうがずっと気楽です。
しかし、コロナ禍でこれまでどおりの気楽な旅はしにくくなりました。ふと思い立ってエアビー経由で予約したザ・スウェーデンハウスでの週末が予想を上回る快適さだったおかげで、すっかりエアビーにはまっています。これまで泊まった7軒のうちの上位6軒を並べてみました。[1]位~[6]位。
懸念だったホストとの交流は杞憂でした。まずコロナのおかげで、余計な交流はすべきではないという気持ちがホストとゲストの双方に共通していますし、部屋貸しではなくて、一棟貸しの物件を選んでいるので、ホストとの接触が必要になるのは鍵の受け渡しをするときのみです。暗証番号式の玄関錠をつけてくれているところ[3][5]は鍵の受け渡しを目的に会う必要すらありません。そうでなくても「鍵、開けておくから」とか言っちゃうホストも少なくない笑[2][4]。さすが田舎。そして何と言っても、見知らぬ人と言葉を交わすことを忌み嫌うスウェーデン人のもともとの性格のおかげもあってか、社交というほどの交流はほとんど発生しないことがわかりました。助かる~。
もうひとつ、ホテルに泊まるのと決定的にちがうのは、食事の支度を自分でしなければならないことです。旅先では、その町で評判のレストランやビアパブへ行って飲み食いするのも楽しみのひとつです。もちろん、日頃の食事づくりから解放される喜びもある。しかしコロナ禍で、人の集まる飲食店に足繁く通うのはできれば避けたい。そこで「キッチン完ぺき装備してます!」という一棟貸しをえらび、向かう途中で買い物をして、家からも調味料一式やチンするだけのご飯なんかを持参して、自宅とほとんど変わらない食生活を送りながらの旅を楽しんでいます。自炊からまったく解放されないのは残念だけど、たいていBBQグリルがあるので、旦那がまあまあ張り切るから笑、実はそろそろBBQにも飽きてきたのだけどそうとは言わずにBBQの頻度は高め。そんなちょっとの我慢が付きものの旅になっちゃってますが、それでも旅に出たいし、スウェーデンを見て回りたいから、これで良い。エアビーよ、ありがとう。外出すらしにくい日本で暮らしている家族や友人には申し訳ないが、君たちの分まで旅しとくよ@自由の国スウェーデン。