北方民族博物館オススメ

2019年06月03日(月) 17:58

ヨーロッパ所々方々, スウェーデン
BEST MUSEUM EVER!
Nordiska Museet was one of my top destinations in Stockholm, but it turned out to be the best, as I really enjoyed finding delightful expressions of the folks in the Swedish folk arts that was blossomed in the 18th and 19th centuries. Christ looked to be nudged, Adam and Eve looked nihilistic, and do you really need to include the mating sheep among others that behave themselves? They look so mundanity based on their observations of their own daily lives and believes. They are the true nature of folk arts!

森の墓地ストックホルム市立図書館につづき三番目に楽しみにしていた北方民族博物館は期待以上に愉快なところでした。

[1] サーミ人の生活紹介から [2] ここでも表情が独特 [3] 持ち主の自画像?

Sami(サーミ人)の歴史や文化についての展示を皮切りに、北欧の人たちがどんな環境で暮らしてきたのかを教えてくれる展示が並びます。イギリスやフランスなどの大国から入ってくる文化に影響を受けていた時期がかなりあったけれど、19世紀の終わりになって、そうした流行に左右されず、生活者のニーズをしっかりと捉えてシンプルで使い勝手の良いモノを作っていこうぜ!という機運が高まり、それが現在にいたるまでの北欧デザインの支柱になったとの紹介がありました。なるほどー。

というマジメな学びも多い博物館でしたが、それよりも何よりも18世紀から19世紀にかけて隆盛をきわめた民芸品の展示がステキでユカイだった。暗くて長い冬の間に、編み物や刺繍をして過ごした女性たちが多かったであろうことは容易に想像できますね。使われたモチーフは自然の風景だったり、人びとや動物だったり、目に映る光景を編んだり縫ったりしたわけで、枕カバーに施された刺繍(写真[4])とか本当に美しかったです。

[4] 刺繍が美しい枕カバー [5] 城も動物もぜんぶ奇妙笑 [6] 交尾する二頭は必要か?
[7] キリストがつつかれている… [8] キャンドルホルダー欲しい [9] 悪だくみするアダム…たぶん

まだ信仰心も篤かったころだからか、宗教をモチーフにしたものもたくさんありました。そして、展示をよくよく細かいところまで見ると、どうも表情の捉え方や動作の表現の仕方が独特で、おもしろい。突っつかれるキリスト、ニヒルな表情のアダム(とイブ)、羊の群れには交尾中の2頭を紛れさせてみたり、なぜにこの構図? どうしてこの表情? これは意図どおりなのか? 予定に反してこうなってしまったのか? 思ったとおりにいかないのが民芸の味というものなのか?など、制作者に聞いてみたい気持ちがふつふつとわいてくるものばかりでした。ちなみにわたしのお気に入りは悪だくみしているとしか思えないアダムとイブ(写真[9])ですが、旦那はおばちゃんキャンドルホルダー(写真[8])だって。買い取りたいくらいだそうな笑。