アイスランドのお話ラストを飾るのはゴールデンサークルで見た絶景たちです。ゴールデンサークルと言いつつ、ぜんぜんサークルぐるっと回っていないのだけど、The Buubbleに泊まるために、南の海岸沿いを行くツアーか内陸の絶景をたどるツアーかを選ばなければならなくて、旦那のチョイスで内陸のゴールデンなほうになりました。

ツアーは、Thingvellir（シンクヴェトリル）国立公園がひとつ目の見どころ。ユネスコの世界遺産にも登録されています。北米大陸プレートとヨーロッパ大陸プレートの境目が地上に表れているところで、“地面の割れ目”を意味するGjá（ギャゥ）と呼ばれる場所です。写真[1][2]の左下から右上方向にサクッと割れ目がありました。パッツリ割れ目を伝えられる写真を撮りたかったけど、物理的に無理でしたー。ちなみに、ツアーで訪れた翌日、Ion Adventure Hotelへ向かうときにまた通りかかったので寄って写真を撮ったら、まるで季節違いの2枚のような絵になりました。2日目は気温が5℃くらい上がって、雪もなかったし、ちらりと青空も出ていたので遠くまで見渡せてキレイだった。初日の雪景色も良かったけどね。

[1] ギャゥ – 地面の割れ目	[2] ギャゥを二日連続で堪能	[3] 民主議会発祥の地

[4] 2日目気温が上がりました	[5] 民主議会発祥の地	[6] ギャゥを見上げた感じ

写真[3]は、アイスランドの民主議会発祥の地という歴史を伝える教会やら重鎮が滞在した歴史の残る三角屋根の家をギャゥのあたりから眺めた様子。2日目に周辺も歩いてみました。そのあたりからギャゥを見あげたのが写真[6]で稜線が2本あるのがわかります……かね？

[7] あちこちが湯気が	[8] なかなかの温度です	[9] コインを入れないでね

ツアーに戻りますが、ふたつ目の見どころはGeyser（ゲイシール）の間欠泉です。5分に一回くらい、地中で煮えたぎっている湯がドッカーンと吹き出します。薄曇りに小雨ザーザーな状態だったので、吹き上げた水と背景の区別がつきにくくて見た目いまいちだったから吹き上げてる写真はなし。あと、間欠泉は日本でもあちこちで見られるので感慨うすげ。

[10] 最大の見どころ黄金の滝	[11] 遊歩道は閉鎖中でした	[12] とにかくすごい迫力！

それよりも次のGullfoss（グトルフォス）の滝がスゴくて、スゴ過ぎて、間欠泉のことはすぐに忘れました笑。Gullfossは“黄金の滝”という意味だそうです。氷河から流れてくる川の水がものすごい迫力で一段、二段といかにも深そうな滝つぼめがけて落ちていきます。夏場はもう少し近くまで行く遊歩道が開放されるようだけど、冬は危ないからか閉鎖中でした。滑るしね、たしかに危ない。というか、コワイ。本当にすごい迫力でしたー。

ツアーはこの後、Secret Lagoon（シークレットラグーン）という温泉に寄ってまったり温まり、晩ご飯を食べてからThe Buubbleに到着して終わりでした。温泉は、“シークレット”と言われて日本の“秘湯”をイメージしたらダメです。水着着用だしね、温度も38℃くらいでぬるい。温水プールを想像してください。数年前にブルーラグーンが改装だか清掃だかでお休みしたことがあって、そのときにツアー客がどっとこちらに流れてきて、以来まったくシークレットじゃなくなった……とガイドのおっちゃんはぼやいてました笑。

絶景たくさん楽しんだけど、まだほんの一部しか見られていないし、やはり季節の違うアイスランドも堪能したいので、絶対にまた行くぞー。