暖炉とセキュリティ

2018年10月30日(火) 18:56

ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン
FIREPLACE AND HOME SECURITY
We have a fireplace in the living room, and a professional chimney sweeper made it ready to use. On the weekend we came back from Prague, the weather forecast said it might snow in the morning. Ding! This is a chance to use the fireplace for the first time. Some firewood started to burn as supposed to be, but the room started to be filled with white smoke in a blink of an eye, which triggered an alarm!!! What to do? We were so panicked, but the voice from heaven (= security) did help us calmly and steadily. Thank you, we now know the fireplace doesn't work but the security does.

我が家のリビングルームには暖炉があります。長い間、使われずにきたと思しきいかにも古いつくりの暖炉。大家さんが「部屋を暖めるほどには無理だろうけど、雰囲気づくりくらいにはなるんでない?」と言うので、使ってみようと。

[1] リビングに暖炉があります [2] 散らからないように目隠し [3] 煙突掃除人、参上
[4] 掃除道具の鉄のイガイガ [5] 下のゴミを掃除で仕上げ [6] 消火しているところです…

9月のある日、煙突掃除のおじさんをお招きしました。リビングがススだらけにならないよう暖炉に目隠しをしてから、屋根に昇り、上から鉄のイガイガを降ろしたり、引き揚げたりして、中にこびりついているであろういろんな汚れを落としてくれました。下に落ちたいろんなものを掃除機でキュイーンと吸い込んで仕上げです。ほんの30分くらいで終わるプロの仕事でした。写真も快く撮らせてくれたのだ。

そしてプラハから戻った週末、雪が降るかもしれないほどに冷え込むという天気予報を見て、いざ暖炉に火を入れるべしとなりました。着火剤から順調に薪に火が移り、燃えだしました。しかし同時に、すごい量の煙が部屋中に広がり、瞬く間に真っ白になって、ヤバイんでないの?と思った途端に火災警報器が発動。アラームが爆音量で鳴り響きました。マズイマズイマズイ。どうすんの?どうすんの?どうすればいーの? 窓だ、玄関だ、開けられるところをすべて開放しようと走り回っているところに「どうしましたー? 大丈夫ですかー?」という天の声。そうだった、我が家はホームセキュリティサービスに見守られているのだった。

しかし、アラームの音が爆音すぎてお姉さんが何を言っているのかよく聞こえないという…笑。とりあえず暖炉を使ってみようと思っただけだという現状を報告したら、窓を開けて煙を追い出し、ホームセキュリティの端末に暗証番号を入れろ、と。わたし達めっちゃ焦りましたが、お姉さんいたって冷静に助けてくれました。ありがとう。おかげで、セキュリティが万全であることと暖炉が使えないことがわかりましたとさ。