ルンドの一軒家に決定
2018年09月10日(月) 19:55
ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン- MOVED IN TO A HOUSE IN LUND
- We finally found a place to live, though it turned out to be in Lund instead of Malmö. Yes, we are now super happy to announce that we have a spacious living room and a nice bed room with a window heading to the east. Small but beautifull garden with a cherry tree and some apple trees. Big enough kitchen, as I have to walk a lot to come and go between the sink and the refregerator. On weekends, we had to go to IKEA to buy some necessities for us to live until we receive our belongings that are now heading to Sweden by sea. Well, above all, we are super super happy to be settled down finally.
Malmö(マルメ)は今、人口の増加に対して提供できる空き物件の数が圧倒的に少なく、本当に家探しが大変なのだそうです。さらにスウェーデンでは、Sublet(サブレット…つまり不動産のまた貸しです)が当たり前。借りられる物件を見つけて、一度それを借りたら、事情があってそこを出ることになっても、借りている状況をキープしてサブレットに出すのが普通のようです。しかし、借りるほうからすると、サブレット物件は大家が二人いる状態に等しいことになりますからそのどちらかに「出て行ってくれる?」と言われたら出ていかないとならない。追い出されるリスク2倍です。なのでなるべく1次貸しの物件に入りたい。特にわれわれは、2年ないしは3年という期間限定の滞在ですから、その短い間にまた引越しをして疲弊するというのは避けたかった。
契約期間が1年という物件もすごく多いです。裏事情として、2年以上居住した場合は、借主の権利のほうが大家を上回るという法律の存在があります。借主は出ていくことを拒む権利を有するようになるわけです。なので、当初から契約期間を1年とし、その後については要相談とか、応相談としておく。貸すほうもリスクを小さくしておきたいですものね。
街のあちこちでマンションらしき建物がドッカンドッカン建築中なのですが、その多くは売り物件。中には1棟丸ごと新築賃貸マンションというのもないわけではないそうですが、それは日本で言うUR賃貸みたいな感じで入居はオール抽選だそうです。しかも登録期間が長いほど有利になる仕組みで、地元の人は子どもが生まれたらまずそれに登録して将来の住む家を確保すべく動くらしい。そんなところにわたし達がのこのこ出て行って、当選するはずない笑。しかも抽選の日を待っていられない。ということで新築賃貸マンションはおのずと選択肢から外れました。
困りましたねー、なかなか見つかりませんねーとか言っている最中にサービスアパートメントまであやうく追い出されそうになったときは青ざめましたが、やっと出会いがありました。なんとなくMalmöに住むのが当たり前と思っていたところに、Lund(ルンド)の一軒家物件が登場です。Malmö寄りの端っこあたり、閑静な住宅街といった中に建つ小さな一軒家です。庭付き、テラス付き。庭には大きなサクランボの木やたくさんのリンゴの木があります。広々としたリビングと寝室。そして広すぎるキッチン。シンクから冷蔵庫まで5歩くらい歩かないとならなくて疲れるレベル笑。土曜日に入居して、ホテルから荷物を運び、船便の荷物が届くまでの仮ぐらしに必要なものを揃えるために連日のIKEA詣で。週末はそんな感じで大忙しでしたが、とにもかくにも住む場所が決まって、契約と入居も終わって、本当にやっと一安心です。旦那と二人ではじめての一軒家暮らし。わからないことが山盛りですが、東京では考えられない(ゴキとの遭遇が怖いから)一軒家暮らしを満喫します。