世界遺産よりも鳥!
2020年05月28日(木) 17:40
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Öland, スウェーデン, マチとヒトの観察- SWEDES GO ÖLAND FOR BIRD-WATCHING
- We realized that non-Swedes enjoy taking pictures of calves and lambs, or getting excited to visit the World Heritage Site in Öland, but the purpose for Swedes seems to be just bird-watching! So many of them were carrying a camera like a bazooka without caring about visiting a sightseeing spot. Walking in a woodland and bird-watching could be a perfect hobby in any season and in all weather. As we already started a sort of bird-watching at home, we might have become like Swedes.
過酷な環境ゆえに畑作よりも酪農のほうが導入はしやすかったはずです。その名残か、Öland(エーランド)には現在もたくさんの酪農家が暮らしているっぽい。牛と羊がわんさかいました[1][2]。昔の暮らしを紹介するÖland博物館には豚舎があって、ハナタレの豚ちゃんもいました[3]。
春の出産シーズンが過ぎているおかげで子牛や子羊も大勢いましたが、わざわざ車を停めて写真を撮ったりしているのはおそらくスウェーデン人ではない。世界遺産めぐりを楽しんでいるのもスウェーデン人ではない。Ölandを訪れるスウェーデン人のねらいは、どうやらバードウォッチングに尽きるらしい。観光名所にはわき目もふらず、バズーカカメラを装備したゴッツイ三脚を肩に担いで行き交う人びとの多いこと↓……と言いつつ、それほどの人出ではない笑。
季節や天気に関係なく、年中無休で楽しめる森の散策とバードウォッチングは、スウェーデン人にとって欠かせない趣味なのかもしれません。庭でバードウォッチングはじめちゃってるうえに、サギオを写真に収めるべくレンズを新調したりなんかもしているわたし達は、すでにかなりスウェーデン人化している……のか?