はじめてのログハウス
2025年07月02日(水) 16:01
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 新潟, 泊まるコトコロ- A LOG VILLA IN THE OUTSKIRTS OF OZE
- We stayed at a villa-style log house built to withstand heavy snow and freezing temperatures—cozy, airtight, and surrounded by mountain greenery. Though located within Oze National Park, the hotel is quite distant from the famous Oze marshland, making it a nature retreat rather than a base for Oze hikes.
夏休み第一弾で宿泊した10 storeis Hotel oze 尾瀬十帖は、自遊人グループが新たに手がけたお宿です。

ヴィラスイートと名付けられた客室はログハウス(丸太を水平に積み重ねて壁を構成する丸太組構法で建てられた建物)で、6メートルを超える積雪や氷点下の外気温にも耐える頑丈な山小屋でした。もともとあった建物をリニューアルしたものです。経営が回らなくなった部分を自遊人が買い取ったんだと思う。

寝室の窓の向こうには新緑がざわざわしていて、窓を開けると(しつこいようですが笑)モリアオガエルの鳴き声が聞こえてきました。ただし、窓を閉めた状態だと無音。さすがの気密性という感じ。
2階には、畳敷きのスペース(+ヨギボー)と、

読書コーナーがあって、思い思いにまったり過ごせる空間になっていました。

ログハウスに泊まるのは(たぶん)はじめてのことで、冬場の快適性が重視されたつくりに感嘆しきりなわけですが、しかしよく見ると、丸太の境目にけっこう埃が溜まるっぽい。掃除ぎらいには向かないかも。
そして、設えられていた椅子やテーブルがおおむねIKEAのものでした笑。自遊人にしては、安く済ませましたね……という印象です。

最後に宿の立地と名称について。たしかに尾瀬国立公園の中にはある。しかし、尾瀬と聞いて誰もが思い浮かべる尾瀬沼ははるか彼方ー。まあまあの標高の山を3つくらい踏破するか(ほぼ不可能)、奥只見湖の遊覧船で尾瀬口船着き場まで行ってから歩くか、車で行くならぐるっと群馬まで戻るルートで片道約3時間、みたいな感じなので、尾瀬沼目標の人が泊まる宿ではありませんのであしからずー。