御書印にまさかのタイポ

2025年02月18日(火) 13:04

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OMG! THERE'S A TYPO!
I finally visited Futago no Lion-do, a bookstore I’d been wanting to see, stopping by before an errand in Akasaka. The small, hidden shop is packed with curated books, including a bizarre "Novel × Curry" series. I picked a spicy one with an inspiring short story. My goshoin had a typo, so now I have an excuse to return!

ずっと行きたいと思っていた書店 双子のライオン堂 が御書印をくれるというので、赤坂での用事ついでに寄ってみました。六本木と赤坂のちょうど中間くらい。たしかに、知らないと気づかないし、入りにくい外観だった。これから行く人にはワクワクしてほしいので、外観の写真はあえて寄りで(…なんつって、単に引きで撮り忘れただけ笑)。

「さまざまな分野で活躍される作家や研究者が100年先まで紙の本で残したいと選んだ本を中心に、新刊・古本・読書グッズの販売」をしている書店です(Webサイトより)。

たとえばミシマ社を運営する三島邦弘さんが選んだ本がこんな感じ ↑ で並んでました。ミシマ社の本ばっかり…とツッコミたくなるけど、三島さんは自分が推す本をつくるために出版社をつくった人だと思うのでミシマ社本が並んでいるのは別に間違いじゃないな。しかし全般的に、自著を並べている人が多くて、そこはすこし残念だった。まー、仕方ないけど。

店内には所せましと書棚が並び、かなり譲り合わないとすれ違えないくらいの密度感。そんな中で一等地を占拠するように積み上げられていたのは「小説 × カレー」ですって、意味わからない笑。

「書き下ろしストーリーと、それに出てくるカレーを作ってみた!」という企画らしい。買わずにはいられない笑。

「カレーの味」と「著者」と「あらすじ」と「サインのあるなし」など変数があり過ぎて激しく悩む。御書印を押してもらっている間にさんざん悩んで選んだのは、上の写真の左から2番目に写っている青木杏樹さんの『赤い満月とカレーライス』でカレーは激辛。決め手は箱の裏面に記載されていた著者コメントかな。あと、箱にサインされちゃうと箱を捨てにくくて困るからサインなしっていうのも決め手だったかも。

そして中身はこんなでした。

そうか……、文庫ではなくて「文庫サイズ小冊子」か!というのが初見の印象で、そのまま一瞬で読み終わりました。人生、躓いてもやり直せるよ。そんな短編が2話。

そして、いただいた御書印を帰宅後にワクワクしながら見てみたら、

「百年残る本屋へ」が「百年残る木屋へ」になってて凹んだー笑。直してもらわないとならないから、また行こう。