何度も行きたいお宿!

2024年05月20日(月) 18:32

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COCOON, ACCOMMODATION IN KURKKU FIELDS
KURKKU FIELDS, a sustainable farm and park in Kisarazu, Chiba, features a villa concept with interiors designed by Akira Minagawa of Minä Perhonen. The villa offers a unique, cozy experience with a single wide room, round walls, and Scandinavian-inspired decor. Guests enjoy baths under moonlight and sunlight and views of the expansive fields. The facility closes on Tuesdays and Wednesdays for sustainability, and prices remain constant year-round. I would love to come back for a longer stay in the future, especially in autumn.

千葉県木更津市にあるサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」内にある“創る暮らしを体感するvilla”をコンセプトに掲げる宿泊施設です。

Webサイトより引用

ミナペルホネンの皆川明さんが総合ディレクションを担当しているお宿ということで、もろお好みでした。この和室でまったりしたくて、1室しかないワイドルームを予約。

cocoon(繭)」という宿の名前を体現するような丸みのある壁の設えがステキ。

スウェーデンの森を思い出させてくれるブランケットとランプシェード。

月明りや朝日を浴びながら入れるお風呂。

広大なKURKKU FIELDSを見下ろすように、しかし植物に覆われて隠れるように佇む建物。

居室には、買おうかどうしようかとしばらく悩んでいるニーチェアがあって、ちょうど良いお試しになりました。

テラスからは、KURKKU FIELDSの様子を概観できます。広大すぎて、全部は見えませんし、写真にも収まりませんけどねー。

というわけで、お部屋で過ごす時間がもれなく極上。しかし、1泊だとぜんぜんお部屋で過ごせないこともわかりましたので、次回はかならず連泊しよう。でもこのお宿、実はKURKKU FIELDSの営業日と連動して火曜と水曜が定休日なのです。だから連泊で予約を取るのがなかなかむずかしい。いやしかし、お休みのある宿。良いと思う。従業員だってお休みが必要だし、ふつうはシフトを組めるように多めに従業員を雇用してってやるのが宿泊施設の王道なのだと思うけど、料理長とか女将みたいな立場の人は結局休みづらい。「サステナブル」を徹底するなら、宿にもお休みを設けて、従業員はもちろん建物にも休んでもらう。そんなアプローチには好感しかない。

それと、もうひとつ興味深いのは、宿泊料金が年間を通じて同じなところ。需要の高まる週末やGW、年末年始には高い料金設定にするお宿が多いけれど、それにはずっと不満を感じていました。だって、混雑するうえにサービスも(少なからず)低下する。それなのに料金は割高になるって納得いかない。曜日や部屋の埋まり具合いに関係なく同じサービスを同じ心がけで提供するのなら、同じ料金であるべきだ! というか、せめて、「週末は割高」ではなく「平日は割安」という雰囲気を醸し出してほしい。

ということで、何度も行きたい!と思わせてくれるお宿に久しぶりに出会いました。栗の季節がオススメだってシェフが言っていたので、次は秋かな。