昇り龍とさざれ石

2023年05月31日(水) 18:36

日本発信四方山話, 宮崎
RISING DRAGON AND INTERESTING GEOGRAPHICAL FEATURES
The coastline of Miyazaki Prefecture is full of interesting geographical features, like the columnar joints and the pebble stone which is sung in the national anthem. The small shrine is located inside a cave surrounded by columnar joints offer a view of rising dragon. Can you see it?

東霧島神社の龍からの流れで、大御神社(おおみじんじゃ)境内に隣接する鵜戸神社(うどじんじゃ)の昇り龍。海岸沿いのほぼ絶壁みたいなところにある急な階段を下っていくと、洞穴へ通じる道に降り立ちます。

雰囲気がすでに神々しいというか、単純に怖い雰囲気ですし、柱状節理が今にも崩れてきそうでちがう意味でも怖い。しかしせっかく行ったので勇気を出して中へ入ると、大切に守られていると思しき小さなお社がありました。

「ここから入り口を振り返って下さい」という指示どおりに振り返ると、

煌めく龍が天に昇っていくお姿が!見えたような、そうでもないような笑。

見えたことにして来た道をもどり、大御神社(おおみじんじゃ)へ「さざれ石」を見に行きます。境内の拡張造成工事をしたら、巨大な規模のさざれ石が見つかったらしい。2003年のことなのでまあまあ最近。

しめ縄がはられているところだけではなくて、あたり一面が「さざれ石」だというから驚きです。あたりには、火砕流が冷えて固まった柱状節理(溶結凝灰岩)がたくさんあって、それらの境目や混在している岩もあるらしいです。素人目には、分岐点と指さされてもいまいちわからないわけだが笑。

大御神社周辺の柱状節理はこんな感じで十分な絶景でしたが、

馬ヶ背展望所というところまで足をのばすと、高所恐怖症の旦那が尻込みするような場所から見下ろすことができます。足元すけすけの展望台とか新しくできてきて高所恐怖症じゃないわたしはかなり楽しめました。宮崎は絶景だらけ。