流すボタンはここですシール

2023年04月13日(木) 17:06

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FLUSH BUTTON IS HERE ON THE WALL!
Lately, I happened to be in a toilet that had not been flushed for a couple of times, and I had been wondering why? A guest from the Netherlands gave me a clue. She told me how hard it was to find the flush button on the wall. WHY ON THE WALL? It is understandable, isn't it? Those who don't know the Japanese outstanding innovation, the bidet machine and its remote controller, it could be hard to imagine the necessity and possibility of having the flush button on the wall. Well, it was interesting for me to find out that Oowakudani in Hakone could have such a harsh weather when we have a blue sky down in Odawara, too.

最近、外出先でトイレの個室に入り、蓋を開けたら「流せよ、おいっ!」という状態だったことが何度かあって、ふつうに「前の人の流し忘れ」と思っていたのですが、外国人観光客が増えてきて、日本のトイレ事情を知らなくて、便器の周囲をくまなく探したけど流すためのボタンやレバーが見当たらなくて、そしてまさか「壁」にあるとは思いもせず、わからないから結局流せなくて、そのまま蓋をして出ていってしまう人が増えているというのが密かな実態なのではないかと疑っている今日この頃です。

そんな事態を察してなのか、ユーザーがテプラなどで後付けしていることに申し訳ないと思ったのか、理由は知らんが立派な「流すボタンはここですシール」が添えられているトイレに遭遇しました。見た感じ、TOTO純正っぽい。

たしかに、「温水洗浄便座」というものや機能の存在を知らない外国人に、便器から遠く離れた「壁」のボタンに察して気づいてもらおうというのはむずかしいかもしれない。実際、先日オランダから遊びに来ていた知人がトイレからなかなか出てこなくて心配していたら、やはり流し方がわからなくて中で右往左往していたとのことでした笑。

それはそうと、そのオランダ人夫婦を箱根までご案内したのですが(先週の木曜日)、大涌谷がまさかの嵐!で、バスを乗り継いで頑張って行ったのに、なにも見えませんでしたー。

指が入っちゃってる写真しか撮れないくらいの強風で、

そうこうしているうちに、旦那がすごい勢いで飛んで行ったのでマジ吹っ飛ばされたのかと思ったら、吹っ飛んでいったメガネを追いかけて救出しているところでした。

バスで下山して、途中の箱根湯寮でランチと日帰り入浴。大涌谷の嵐で冷えた身体を温めてから小田原へ戻り、小田原城を見学。すこしだけど桜が残っていて良かった! というか、外界は青空でした。箱根恐るべし。