ノリタケミュージアム

2023年03月31日(金) 15:29

日本発信四方山話, 愛知
NORITAKE MUSEUM
In Nagoya, within waking distance of Nagoya station, there is a museum that tells how bone china is made and the history of Noritake's craftsmanship and traditions. The museum shares exquisite vases and decorative plates made in the Meiji era as well as Western table ware created from the Taisho to early Showa eras. If you are a big fan of bone china or Japanese craftsmanship, you should come by Nagoya. If you are as lucky as I was, you will see Doctor Yellow (special bullet train for inspection) at Nagoya station!

タイルにもさほど興味ないし、ごっつい洋食器もさほど欲しいとは思わないのだけど、名古屋出張中の時間つぶしでノリタケミュージアムへ行ってみました。生地製造工程を見せてくれる1階と画付工程を紹介してくれる2階は撮影禁止です。職人さんのリアルなお仕事の邪魔にならないように静かに見学した後、3階と4階で「オールドノリタケ」を拝見。

20年の苦難の歳月ののち1914年に完成した国産初のディナーセット「SEDAN」が一揃え展示されていました。お宝~。

大正から現在までに製造されてきたディナー皿の中から代表的なもの200枚の陳列もあります。一番最近のもののあたりの写真です。

他にもオールドノリタケの特徴とされる豪華な「盛上げ」で表面が立体的に表現されているお皿[1]や花瓶[2]など、それはもう美しい仕上がりのものたちが並んでいて圧巻ですが、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルの新館設計に携わった際、建物の内装に使われたステンドグラスの意匠を取り入れて食器をデザインしたというのが[3]ですが、どうしたことかあまりステキに見えません笑(盛上げと比べちゃダメなんだろうな、たぶん)

[1] 盛上げで描かれた藤 [2] この花瓶が超ステキ! [3] フランク・ロイド・ライト

というわけで、ノリタケミュージアムで程よく時間をつぶし、その夜の仕事も無事に乗り越えて翌日、知人の暮らす天橋立へ向けて名古屋を後にしようと新幹線ホームでボケっとしていたらドクターイエローが通り過ぎるとか超ラッキー。名古屋はステキな街です笑。