諏訪大社四社めぐり

2023年01月10日(火) 16:33

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NEW YEAR'S VISIT TO SUWA TAISYA
There are 4 shrines which are located around the Lake Suwa to make the Suwa Taisya. I don't know why, even though we had visited all the 4 shrines as there's no clear explanation. It could be a strong connection with the 4 Onbashira (sacred 4 woods that are cut and brought by humans from the far in the mountains once every 6 years), but I'm not sure about it, either. We visited and prayed for the coming healthy year at all the 4 shrines, anyway. What I loved the most was the holy fountain for visiters to cleanse hands and mouth, using hot springs.

年初の旅で諏訪湖からそう遠くないところにお宿をとりましたので、諏訪大社へ初詣することにしました。三が日をすこし過ぎてからのゆるり初詣。人混みも落ち着いた感じでゆっくりお詣りできました。が、諏訪大社って4つもお宮がありまして、まわるのけっこう大変です。4つすべて同格なのでまわる順番は気にしなくて良いらしい。ということで、まずは唯一本殿を有する 「上社前宮/かみしゃまえみや(以下前宮)」 へ。こちらがその唯一の本殿。

周囲4方向を守るように立つ御柱(おんばしら)4本すべてを手の届く距離で拝めるのも前宮の特徴のひとつです。他の3社では、一之御柱と二之御柱(つまりお宮の手前にある2本)しか間近に見ることができません。

「上社本宮/かみしゃほんみや(以下本宮)」 の一番の特徴は神体山を拝すること。裏にそびえる山が御神体です。そして、正門がわかりにくい笑。

本宮に負けないくらいの参拝客を集めていたのが「下社秋宮/しもしゃあきみや(以下秋宮)」 です。その特徴としては、出雲大社様式の巨大なしめ縄や日本最大と言われる狛犬が挙げられることが多いようですが、個人的には熱々の温泉をかけ流してくれている手水舎が最高でした。

あと、「寝入りの杉」を結ぶしめ縄もステキ。

「下社春宮/しもしゃはるみや(以下春宮)」 は幣拝殿の奥にそびえ立つ杉の木が御神木であり御神体。一番の特徴は境内の外に「下馬橋」という四社で一番古い建物を維持しているところでしょうか。鎌倉時代の建築様式で室町時代に建てられたものだそうです。

諏訪大社が4つのお宮からなるということは、わたしも行くまで知らなかったのだけど、そしてなぜ4つあるのかとか、4本の御柱となにか関係があるのかとか、すこし調べたくらいではぜんぜんわからない感じでかなり消化不良。明日は、御柱祭の歴史という角度から調べてみます。