いいぞ!手荷物収納袋
2022年07月22日(金) 17:07
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, マチとヒトの観察- BAGGAGE COVER IS OFFERED FOR...
- Just before getting on board, both JAL and ANA now offer a baggage cover made of non-woven fabrics. I thought it could be an excessive customer service, but it turned out be pretty nice for me, because I never liked to place my handbag or jacket under the seat in front of me, or on the floor in other words. Once my belongings are in such a baggage cover, I feel a bit more comfortable to agree to store them on the floor, which makes it easier for cabin attendants to complete preparation for takeoff/landing.
あまりにもあちこち旅して歩いているので「こいつ余命いくばくもないのではないか?」と疑っている人がいるとかいないとか笑。貯まっているマイルを消化すべく、今年はマンスリーペースで旅します宣言…をしようと思っていたのに感染者数が増えてきて、微妙な風向きになってきたけども……。
ところで最近、JALは「お手荷物 収納袋」というのを搭乗ゲート付近で配っています。
一瞬、過剰サービスのような気がしたけれど、とりあえず1枚いただいて使ってみましたところ、コレかなり嬉しい。だって、前の座席の下の足元に、鞄はまだしも、お土産のお菓子や上着なんかを直置きすることに多少の抵抗を感じていましたので。
特に上着。隣の座席が空いていると、脱いだ上着などをポンッとそこへ置きたくなりますよね? ポンッと隣の空席に置いていたら「上の手荷物入れに収納させていただいてよろしいですか?」と客室乗務員に言われて、「だったら着ます」みたいなやり取りをしたことがあります。機内は暑くなったり寒くなったり忙しいので上着は手元に置いておきたい。上にしまうと出すのが大変だから(いつも窓側の席に座るので)。しかし、前の座席の下に上着を直置きするのはかなりイヤだ。と思う乗客はわたしだけではないということだと思う。こうして収納袋を提供し、それに入れて足元へ置いてください!とすれば指示を聞いてもらいやすくなるってことなんだろうなーと。
ちなみに、離着陸時に手荷物を上の棚か前の座席の下に収納するのは、事故などの衝撃で荷物が機内に散乱し、脱出の妨げになるのを防ぐのが目的ですから、非常事態を考えたらかなり大事なことなんですよね。でも、そんな非常事態はそうそうあるものではない……と、多くの乗客は思ってしまいますので「上着くらい」となるわけだ。収納袋を提供することで、一連のやり取りが減って客室乗務員の仕事が円滑に運び、定時運行の一助にもなると。良いことだらけだ。
ちなみに、ANAも「足元収納用袋」を提供してます。しかも搭乗ゲートの前だけでなく、ゲートを通った後、タラップに乗り込む寸前にもありました。どっちがはじめたのかわかりませんが、良いサービスはどんどん真似してこう笑。