ボテロ展へ

2022年06月15日(水) 14:13

日本発信四方山話, 東京
BOTERO, MAGIC IN FULL FORM
I've never heard of this Colombian artist Fernando Botero, but all his paintings persuaded me that I wouldn't need to think of losing weight, as every one of them in the paintings looked gorgeous and beautiful though they were much more well-rounded than reality. Well, don't miss the big statue, titled "a little bird," that is located out of the venue!

フェルナンド・ボテロという名の画家さんはまったく知らなかったけど、「ボテロ」という名を日本語で発音したときの響きが、その画風と見事に一致していて覚えやすい笑。

会場入口の案内

ということで、渋谷は Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展 ふくよかな魔法」を見てきました。

ボテロの描いた『モナ・リザ』

コロナ禍で太った分は、がんばってダイエットして戻さないとなぁ~となんとなく思っていたのですが、ボテロの魔法にかかったふくよかな人物画を見たおかげで「太ってるほうがカワイイじゃん!」とか思えてきてしまった笑。

ボテロが描いた『ウルビーノ公爵夫妻の肖像』のご主人のほうドアップ

フィレンツェのウフィッツィ美術館で見た「ウルビーノ公爵夫妻の肖像」のパロディー……ではなく、ボテロによって変容した名画の中の夫、フェデリーコさんは、オリジナルでもなんにも盛ってもらえずブサイクなままに描かれているらしいですが、ボテロによってそれはさらに強調され、いや、むしろふくよかになったことで眼光まで優しくなり、良き夫に生まれ変わったようにすら見える(もともと良き夫だったかもしれんが)。

6月17日までの平日限定で、全作品の写真撮影が可能だそうです! 会期は7月3日まで。

会場を出たところの広場にコソッと彫刻「小さな鳥」もあるので、こちらもお見逃しなく。