カワスイは魚だけじゃない!

2022年04月22日(金) 14:48

日本発信四方山話, 神奈川
NOT ONLY FISH AT KAWASAKI AQUARIUM
This aquarium is located on the 9th and 10th floor of a building close to Kawasaki station. Creating an aquarium in a building seemed to be a challenge, but it made it, and it offers not only fish but also all the other vertebrate animals. If you go there on a weekday, you don't need to worry about being in a crowd, so you can stick to any water tank to observe the details of fish and animals.

2020年7月にオープンした「カワスイ」こと川崎水族館。日本ではじめて、駅前の商業施設内にオープンする水族館としてオープン当初は話題になっていましたが、コロナ禍中で来館者数が伸び悩み、今年の3月下旬に民事再生手続開始の申し立てをしたそうです……。という事情はまったく知らず、川崎駅近辺は週末に行くとスゴイ人なので、カワスイも混んでるだろうと思って敬遠してました。そして、とある平日。旦那が「明日打ち合わせゼロ!休める!」と言うので、急遽カワスイへ。激スキでした。スッカスカ。これはたしかに経営も苦しかろう。しかも、5月31日まで「川崎市民割キャンペーン」実施中。30%割引で入館できてしまいました。

水族館、キライじゃないというかむしろ動物園よりも好きですが、魚をじっくり観察しようとすると水槽にベッタリ張りつかなければならず、しかし、お子さんがいれば譲ってあげるものだという社会通念に従うと張りつくことは叶わず、遠目に見ようとすれば小魚なんかほとんど見えなくてね~、というのが長年の悩みでしたが、ドン引きするほど空いている(平日の)カワスイでは要らぬ心配でした。

トランスルーセントグラスキャットたちのトランスルーセント/透明っぷりを観察したり、

コモンシートフィッシュというナマズの仲間を真正面から眺めてみたり、

古代魚の背びれの数を数えてみたり。

カワスイのおもしろいところ……というか、ブレているのか狙っているのかわかりませんが、カエル(両生類)、カメレオン(爬虫類)、ワライカワセミ(鳥類)、そしてカピバラ(哺乳類)と、魚類展示にこだわらず、水辺にいる動物ならなんでもOKという潔さでいろいろな動物の姿を見せてくれるから、お子さんが魚に飽きても大丈夫!

カピバラの糞尿を利用した循環型水耕栽培にも挑戦しているらしく、水槽にカピバラのウ○チがプカプカ浮いてたりもして、なかなか他では見られない光景でした。写真は控えます笑。

そんなこんなで、平日の昼間に行けば水槽にベッタリ張りついて魚たちはもちろんいろいろな動物を間近に観察できて楽しい!反面、老眼の進行を思い知らされたりもするカワスイでのひとときでした。