図鑑ミュージアムへ
2022年03月17日(木) 13:39
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, リサーチャーの知恵袋- ZUKAN MUSEUM GINZA
- Here is an interesting museum, which invites kids (and adults) to enjoy the virtual natural environments. You use a navigator, named a stone to record, to travel the world freely, and observe the behavior of creatures. In this "living museum" where a day passes by quicker than our world, and the stone loses its power in about an hour. This story works perfectly to keep the number of people inside. The caught creatures in the stone are to be released to the Earth at the end, and you receive a receipt of creatures you caught. This is also great to motivate kids to collect them all next time! It's a fun place for adults, too, but you need to be brave enough to make desperate efforts to win.
とある業務に先立って、子どもたちがテクノロジーの力を借りて楽しみながら学ぶ様子を観察すべく、図鑑ミュージアムへ行ってきました。
入り口で渡される「記録の石」を両手でしっかりと持ってミュージアムへ入っていきます。捕獲できる動物が近く(のスクリーン)に現れると、石がそれを知らせてくれるので、石に示されるシルエットをヒントに動物を見つけます。
その動物を捕獲できるタイミングになると、動物(の映像)がキラキラと光りはじめ、記録の石のボタンも「今だ押せ!」という雰囲気に変化します。そしてタイミングよく捕獲に成功すると、その動物の名前や生息地、かんたんな説明が表示されて終わり。チェックして次の動物を探しに行きます。
低いところに作られた池や沼のようなところを素早く泳ぎ回る小さな魚の捕獲がむずかしかった。頭上!の水中を悠々と泳ぐワニを捕える瞬間が一番の盛り上がりかな。
ミュージアムの中の世界は時間の流れが早く、地球時間でいう1時間くらいのうちに昼夜が入れ替わって1日が終わるというシナリオになっています。夜のうちに夜行性の動物を捕獲しなければなりません。
1時間ほどで、記録の石のパワーが切れて出口へ誘われます。指定の機械に石を置き、捕獲した動物たちを地球に解き放って終了です。「記録の証」が出てきて、捕獲し逃した動物がいることを知らされ「また行きたい」「目指せコンプリート!」と子どもたちに思わせる巧みな仕掛け。
記録の証を売店へ持っていくと、○印の生き物カードをもらえるというからワクワクしながらもらってみたら、「カワマス」というそのへんにいる生き物で残念すぎた。レア度マックスのピラルクーや懐かしのヘラジカとかが欲しかったよー。と思わせて、再訪を促す仕掛けもありました。
というわけで、大人もけっこう楽しめますが、子どもたちを差し置いてでもやってやる!と躍起になる童心がないと元気いっぱいの子どもたちに気圧されますがね笑。