ランニングからの銭湯

2021年10月04日(月) 12:15

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RUN AND BATHE
We happened to notice that there are quite a few public baths with hot springs in Kamata, located within 5kms from home. We carried the change of clothes in the backpack and went running. Did some sightseeing on the way including the Ikegami-Honmonji Temple, where Nichiren died. As the emergency status is now finally off, we could enjoy a glass of beer after bathing. How fun!

年末に京都旅行をしようとアレコレ計画を立てていて、ふと思いました。旅先では神社仏閣を訪ね回るのに、住んでる地域ではあまり足が向かないのはどうしてだろう?と。旅先(特に京都)にある神社仏閣は「観光地」に置きかえて捉えてしまうのでしょうか……。生活圏内だと、信心のない人間がうろちょろしてはいけないような気がしてしまって入りにくいのかもしれない。とまぁ、そんなことを考えながら、突然ですが日蓮宗の大本山 池上本門寺へ行ってきました。

[1] 日蓮聖人の銅像ドドン [2] 力道山の墓前にも銅像 [3] おまけ。道端の石像

開祖である日蓮(写真[1])が旅の途中で入滅した霊跡です。力道山さんのお墓もあります。日蓮聖人に負けないくらい立派な銅像(写真[2])がたってました。ファンのおっちゃんらしき人が頼んでもないのに勝手に解説をはじめるから、つかまらないように気をつけましょう(長くなるんで笑)。

立派なお堂を拝見してから、はすぬま温泉へ向かいました。

蒲田や池上界隈には温泉銭湯がたくさんある!ことに気づいてしまった我々は、着替えを入れたバックパックを背負い、自宅から走って行ってお風呂に入り、そこら辺のお店でビールを飲んでから電車で帰ってくるという新しい遊びを始めることにしたのです。宣言解除バンザーイ笑。

はすぬま温泉は、芸術的な内装が評判の人気銭湯です。連山から流れ落ちる滝が描かれたタイル画や窓にはめ込まれたステンドグラス、湯口の彫刻など、どれもすごく美しかった。入り口にかかっている「わ」の字の板は、「わ板」=「(お湯が)沸いた」ってことで「OPEN」の印だそうです。裏面には「ぬ」の字が書かれていて「ぬ板」=「(お湯を)抜いた」で「CLOSE」の印。そんな雑学も手に入るはすぬま温泉、とっても良いお湯でした。

次はどの銭湯に行こうかな……。