高尾散策の拠点ホテル

2021年08月04日(水) 14:04

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, 泊まるコトコロ
NEWLY OPENED HOTEL FOR TAKAO LOVERS
This newly opened hotel is located only a 2-minute walk away from the nearest station and the starting point for a climb of Mt.Takao, which could be the perfect base. It offers rental shoes and water refill. The shower room on the 1st floor may also be available. The breakfast could be taken away to enjoy it on top of the mountain. At night, guests can build a fire in the inner court, which could be a big fun and learn for kids who are living in an urban area. The guest room has several things to be improved, like the annoying double doors and few hooks to hang laundries. Hopefully this autumn, we would love to come back to challenge climbing the 3rd mountain.

余裕で日帰りできる高尾で2泊3日の夏休みを過ごしたのは、オープンして間もないホテル「タカオネ」に泊まってみたかったからです。

[1] onのシューズを借りられる [2] 水の補充もできます [3] 朝ご飯を持って高尾山へ

高尾山を登るための靴(スイス生まれのシューズメーカー on(オン)のシューズ[1])を貸してくれたり、飲み水を補充させてくれたり[2]、下山後にシャワーを浴びさせてくれたり(わたし達は高尾山温泉へ通っていたので使っていませんが)と、都会からぶらり遊びに来た人にも高尾を満喫させてくれる仕掛けがいっぱいでした。朝食[3]も、持って出かけられる形で提供してくれるので、出掛けに受け取ってリュックへ入れ、登頂してから食べることもできそうです。

中庭で火遊び……もとい焚き火のサービスもありました↑。この暑い中で焚き火なんかしてられるか……と思いましたが、季節がちがえば楽しいアクティビティになりそうです。都会暮らしをしていると「火」に触れる機会ってなかなかありませんからね。

新しくオープンしたホテルですが、建物自体は古そうでした。客室の入り口には古くて重たいドアをそのまま使っていましたが、それを木の扉で隠してオシャレ感アップ↑。でも、扉が2枚になって単純に出入りしにくかったので、ここはオシャレよりも利便性や快適性を優先すべきではなかろうか。

部屋の壁には、外して使えるテーブルと椅子がずらり↑。これらをセッティングすれば、壁のフックをフックとして使えるのですが、それ以外にタオルや着替えを掛けられるところが少なくて難儀しました。洗面所にもトイレにもなくて、汗だくの衣類やリュックを干せない……。他の部屋がどうなっているのかわかりませんが、全室同じ仕様なら改善したほうが良さそうです。登山をはじめとするアウトドアの拠点として使ってもらうことが前提ならば。

オープン間もないということもあってか、スタッフの対応やオペレーションもまだまだな感じはありましたが、場所は悪くない(駅から徒歩2分くらい)し、客のニーズもはっきりしているはずだし、すばやく改善してアフターコロナに備えて欲しいです。あと、裏山の安全確保も。秋に景信山のリベンジ行きたいので、その頃までにぜひ。