駆け込み観光~教会編③

2021年03月18日(木) 17:45

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, Småland, スウェーデン, マチとヒトの観察
LAST-MINUTE SIGHTSEEING: CHURCH③
Since our first visit to Kulturen on a Midsummer eve, 2 years have passed and we finally revisited it just before leaving the town. Bosebo church that was built in the middle of 17th century and that Kulturen bought and rebuilt at the end of 19th century is one of my favorite churches in Sweden, as I like the lady sculpted on a chair's side, who's probably glancing up at Christ's Ascension drawn on the ceiling. I think this lady looks cuter than the angels sculpted on the pulpit.

Stockholm(ストックホルム)にある世界最古(1891年開業)にして最大(敷地は30万平米以上)の野外博物館 Skansen(スカンセン)と並ぶ……ほどではないけれどまぁまぁ気合いの入った野外博物館がわが町 Lund(ルンド)にもありまして、Kulturen(クルトゥーレン)と言います。2年前の夏至の前日、町の人たちが夏至祭を祝う様子を見学しに行った場所です。お祭りで大騒ぎだったから常設展示をゆっくり見て回れる雰囲気ではなく「空いてるときにゆっくり見に来よう」と思って後回しにしました。ということで、帰国直前の駆け込み観光です。

まず一押しの Bosebo Kyrka(ボーセボー教会)。Småland(スモーランド)地方のBoseboという町に1652年に建てられた木造教会が、19世紀の終わりに取り壊れそうになっていたところをKulturenが買い取って移築したそうです。

[1] Bosebo教会の中へ [2] 天使が見守る説教壇 [3] キリスト昇天を描いた天井画

可愛らしい二人の天使が彫られたロココ調の説教壇[2]や、キリストの昇天を描いた天井画[3]などが紹介されることが多いようですが、個人的には、この教会の目玉はこのおばちゃん↓だと思う笑。

天井に描かれた昇天するキリストを見上げていると考えれば良いのだろうか? 祭壇に向かって左の最前席に座ると、このおばちゃんが否応なく目に入ってくるのでお祈りどころではなくなるという仕掛け笑。