名を馳せるは花屋ではなく…

2021年02月25日(木) 18:52

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NOT FLORIST, BUT THE ARCHITECTURE
We strolled about Malmö Östra Kyrkogården (Eastern Cemetery) on a sunny weekend. All chapels were closed and we couldn't listen to the bells rang, but the florist opened! I expected an elegantly and sophisticatedly decorated florist there, but it was pretty standard florist operated by an elderly man. Well, what's featured is not the florist, but the flower kiosk building that was done by Sigurd Lewerentz as his last work.

Klippan(クリッパン)のSankt Petri Kyrka(聖ペトロ教会)につづき、スウェーデンが誇る建築家 Sigurd Lewerentz(シーグルド・レヴェンツ)による設計のMalmö Östra Kyrkogården(マルメ東部墓地)へ行ってきました。まだ雪の残っていたある週末の午後、きれいに区画された墓地を眺めながらのお散歩が気持ちよかったです。

マルメ東部墓地をお散歩
Sigurd Lewerentzによるベルタワー

チャペルが何軒かあるのですが、どれも開いていなかったので中は見られませんでしたし、チャーチベルの音も聞けませんでしたが、Sigurd Lewerentzの遺作として名高いFlower kiosk(花屋)はやってました!

Sigurd Lewerentzの遺作として名高いFlower kiosk

そして、喜び勇んで入店したら、ふつうのオジサンがふつう過ぎる花屋をやっていて軽く拍子抜け。

バレンタインデーに向けて気合いの入ったデコレーションを見せてくれていたMalmöダウンタウンの花屋のような、シャレオツな雰囲気を期待していたのだけれど、そうか……花屋ではなく、花屋の建物が呼び物なのであった笑。考えてみれば、墓地に向かう人しか買わない花屋なわけだし、建物見物に来た客はここで花を買う必要はないわけで、気張ってこんな↓デコレーションしている余裕ないですよね。わたしの期待が間違っていましたゴメンナサイ。

こちら町のシャレオツお花屋さん。こういうの期待しちゃってた笑