歴史ある天井画とモダンなオルガン

2021年02月26日(金) 18:01

ヨーロッパ所々方々, Skåne, スウェーデン
HISTORICAL MURALS AND MODERN ORGAN
The S:t Petri Kyrka in Malmö dates back to the early 14th century and is the oldest brick building and the oldest church in the city of Malmö. The ceiling murals exposed again in the 20th century are worth to look at. The super modern and beautiful pipe organ has a contrasting effect. I want to go off to a concert!

Klippan(クリッパン)のSankt Petri Kyrka(聖ペトロ教会)は、スウェーデンが誇る建築家 Sigurd Lewerentz(シーグルド・レヴェンツ)による設計で、尖塔を持たない現代的な建物でした。

一方のMalmö(マルメ)にあるSankt Petri Kyrkaは、14世紀初頭に建てられたブリック・ゴシック建築で、市内に残る最古の教会です。さまざまな改革を経て今の形や使われ方に落ち着いたそうですが、一度は白く塗りつぶされた天井画が20世紀になってから復元されて今もくっきりまあまあ鮮やかに見られるようになっている一画は必見です。ポンチ絵風味が随所にあって楽しい。

大きな街の最古の教会だけあってキレイに修繕管理されていますが、細部を見て歩くと独特の表情をいろいろ楽しめます。

そんな歴史ある教会の中で異様な光を放っているのは2019年に完成したばかりのパイプオルガン。下の写真の左が表面、右が裏面です。

鍵盤がなんと6段もある! コンサートとかするときに聞きに行きたいけど、コロナ禍では無理ですかねー泣。