荷物のサイズ情報

2020年12月03日(木) 18:51

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, サインやUIの話, スウェーデン
DIMENSIONS & WEIGHT OF YOUR PARCEL
Received 2 parcels from Amazon as planned with no trouble. As we always drive to the agent to pick the parcel up, we never cared about its size and weight, but this AR feature that Post Nord app offers could be pretty convenient. Recipients can clearly imagine how big the parcel would be, and consider whether it could fit in their bag or they should go by bicycle or even car. As long as the Swedish delivery system requires recipients to come and pick the parcel up from the nearby agent, this AR feature could work.

Amazon.seの始動を受けて脊髄反射的に買い物をしてみましたが、予定どおりの日付に、予定どおりの窓口へ荷物が届きまして、特別面白い展開はありませんでした笑。でも、2個口で来ました[1]。1冊はドイツの倉庫から、もう1冊はスウェーデンの倉庫から発送されたっぽいので仕方ないですかね。パッケージは写真[2]の感じで指を切ることなく、小さな力でサクッと開封できるように工夫されていました。無事に英語のウナギ本とスウェーデン語のムーミン本が積読に追加されました[3]が、特に後者を読破できるかどうかはかなり微妙です。

[1] 荷物2個口で到着 [2] 開けやすいパッケージ [3] 積読に2冊追加されました

そんなことより、Post Nord(スウェーデンの郵便局)のアプリを使っていて、今回はじめて気がついたことがありました。どのタイミングで登録されるのかわかりませんが、荷物の大きさや重さがけっこう細かくわかるようになっています。今回届いた2つの荷物は写真[4]と[5]のとおり。大きい方が高さ35cm、小さい方が高さ28cmで、身長170cmの人と比べるとこのくらいの大きさよ!というイラストが添えられています。比較対象の人の身長が170cmというのが、スウェーデン人のデカさを物語っています笑。

[4] 荷物の大きさ重さがわかる [5] 気になるのはVR機能 [6] VRこんな風に現れます

そして気になるのは、そのイラストの下にある「View in augmented reality」ですよね。やってみました。そのボタンをタップすると、カメラを床などの平面に向けるようにと指示が出ます。適切な状態になると、画面をタップしたまえ!と言われるので、言われたとおりにすると荷物っぽい絵が現れて、すこししゃがんで角度をつけると写真[6]のように箱の厚みがわかります。「このくらいなら鞄に入る」みたいな想像がつきやすくなってなにげに良いですねコレ。

何度も書いていますが、この国の宅配は「宅」までは届けてくれなくて、窓口での受け取りが基本です。なので、取りに行く前に徒歩でも大丈夫そうか、自転車で行ったほうが良さそうか、あるいはやっぱり車が必要かっていう判断を助けてくれるこのAR(拡張現実)は文脈に沿った気の利いた機能かもしれません。これを使えば、「ジョギングの途中でピックアップする」という選択肢も考えられるようになりそう。と言いつつ、そんな頻繁に買い物しないし、車のほうが楽だからうちの場合は結局車で取りに行っちゃうだろうけども……。