食用植物を探そうツアー!
2020年09月28日(月) 17:48
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Foods in Sweden, Skåne, スウェーデン, 食べるモノコト- WILD EDIBLE PLANT WALK
- We joined a wild edible plant walk tour in a woodland, which sounds very Swedish but was organized by a Polish wild plants educator. It was very interesting and educating, though it's really tough to learn them by heart. It would take long and require a few efforts for me to be confident enough to pick those plants up and eat. Second article from the tour would be full of mushrooms, tomorrow!
食用植物を探そうツアーに参加してきました。森の中で見つけられる食べても大丈夫な草花やキノコを教えてくれるというスウェーデンっぽいツアーです。しかし主宰者はポーランド人でした笑。
約3時間、森の中をさまよい歩きながら、彼女が見つけた食用植物を教えてもらいました。キノコも含めて全部で24種類の食用植物を勉強しましたが、写真とメモを照合しながら記憶をたどって、自信を持って言える11種を紹介します。キノコは明日。
日本語/英語/スウェーデン語/学名(ガイドさんから聞いた説明)の順です。
- イワミツバ/ground elder/kirskål/Aegopodium podagraria(茎が棘っぽくなる前の若葉は生食可。中世に修道士が薬をつくるのに活用していた)
- セイヨウナツユキソウ/meadowsweet/älgört/Filipendula ulmaria(アスピリンのような効用を持つ。若葉は食べられるがスパイスとして活用するのがおすすめ)
- スイバ/common sorrel/ängssyra/Rumex acetosa(矢印のような葉っぱの形が目印。噛むと酸っぱくて魚料理のソースに混ぜたりして使われる)
- オニツネフリソウ/himalayan balsam/himalayan balsam/Impatiens glandulifera(インド原産の外来種。種を炒って食べると美味しい)
- ミチタネツケバナ/bitter cress/bitterkrasse/Cardamine hirsuta(クレソンに似た小さな葉。その名のとおり、苦い)
- ヤブタビラコ属なのは確かですが正式名称不明/nipplewort/harkål/Lapsana communis(英語名がとっても奇妙な日陰に自生するタンポポ亜科の草。とても苦い)
- イラクサ/stinging nettle/brännässla/Urtica dioica(春は葉、秋には種を活用して薬の材料とされた)
- ヘラオオバコ/narrowleaf plantain/svartkämpar/Plantago lanceolata(説明忘れた)
- コミヤマカタバミ/wood sorrel/surklöver/Oxalis acetosella(#3の近親で酸味が強い。クローバーに似た葉で森のいたるところで見つかる)
- オドリコソウ/dead nettle white/vitl plister/Lamium album(ミントの仲間だが火を通すと香りがなくなるので添え物として使う)
- セイヨウノコギリソウ/yarrow/rolleka/Achillea millefolium(説明忘れた)
- 食用植物を活用したお料理例
採取して持ち帰った食用植物を並べてみました↓。
上記にないものも含まれていますが、その辺の森にこんなにたくさん食べられる植物があっておどろきです。森の中で自力で判別して食べられそうなのは、#3のスイバと#9のカタバミくらいかな……。wild garlic/野ニラを見つけて、見分けられるようになりたかったのだけど、これは春にしか取れない植物だそうな。残念でした。
明日のキノコへつづく。