シスボラホッピング

2020年07月15日(水) 17:09

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SYSTEMBOLAGET HOPPING!
It is such a fun to set a well-known exclusive distributor of alcohols in Sweden, Systembolaget, as a destination during driving through trip. Every Systembolaget offers variety of local beer selections with an eye-catching tag. As the shopping cart would be able to contain too much beers (which would force us to buy a lot), we have decided to use a smaller basket.

スウェーデン暮らしに欠かせないお店。それは、Systembolaget(システムボラーゲット/以下略してシスボラ)と呼ばれる酒屋です。アルコール度数3.5%を上回る酒類をスーパーマーケットなど民間企業は販売することができません。シスボラの独占販売です。

どこの町にもある国営酒屋システムボラーゲット

国民が酒に溺れて自堕落な生活を送る羽目にならないようにという善意から生まれた仕組みだという美談も聞きますが、本当のねらいは酒税を確実に徴収するところにあるのではないかと。

土曜日は早くに店じまいして、日曜日は完全にお休みになるので、金曜日の夕方のシスボラはとても混んでいます。タイミングをまちがえると、軒並み売り切れているという悲劇に遭遇することになる[1]。

[1] めっちゃ売り切れてる [2] ローカルのクラフトビール [3] この札が目印!

営業時間が短いことに対する消費者の不満もさることながら、大変なのは酒類を製造販売する会社です。シスボラかレストランのどちらかに卸せなければまったく販売できません。小さな規模のマイクロブルワリーはきっと苦労することでしょう。でもどうやらシスボラは、近隣のマイクロブルワリーから積極的に仕入れて、販売を後押しする感じになっているっぽいです。ビールの値段や特徴を紹介するラベルの脇に「この地域で少量生産されたもの」を示す「Lokalt & Småskaligt」という札を添えてアピールしています[2][3]。

で、車でスウェーデンのあちこちを旅するときのお楽しみは、行く先々の町にあるシスボラに立ち寄り、この札を手がかりにその界隈で作られているクラフトビールを買い込むこと。カートだと買い過ぎてしまうことが明白なので、カゴを使って自制する仕組みを取り入れています↓笑。

カゴいっぱいのビールを買いました